名門完全復活へミランが見据える《1億ユーロ補強》 超積極補強の夏に狙う4人のターゲット

チームのベースは出来ているミラン photo/Getty Images

CLでも上位を目指せるチームへ

現在ミランはセリエAで首位を走っているが、名門完全復活にはまだ遠い。スクデットはもちろん、チャンピオンズリーグの方でも結果を残していかなければならない。

それに向けたプランはもう始まっている。クラブが計画しているのは、今夏の大型補強だ。各ポジションに1人ずつ即戦力を迎える考えがあるようだが、中でもメインターゲットになるのは中盤とセンターバックだ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、狙いはリールに所属するDFスフェン・ボットマンとMFレナト・サンチェスだ。今冬にも噂された2人を今夏に狙っていく可能性が高いようで、どちらも即戦力候補だ。
さらに最前線では同じフランスのスタッド・ランスでブレイクする19歳FWウーゴ・エキティケ、イングランドからはトッテナム所属のオランダ代表Wステーフェン・ベルフワインも候補に挙がっている。彼ら全員を揃える場合、同メディアは1億ユーロ近い移籍金が必要になるとの見方を示す。

それでも国内リーグとチャンピオンズリーグの両方で結果を求めるには、これくらいの選手層が必要だ。最前線はオリヴィエ・ジルーとズラタン・イブラヒモビッチに頼ってきたところもあり、若返りもテーマになる。

成長するFWラファエル・レオン、MFサンドロ・トナーリ、DFフィカヨ・トモリ、契約を延長したDFテオ・エルナンデスらを軸に、今夏贅沢な新戦力を迎えられるのか。まだまだ名門ミランは現状に満足していない。

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