[MIXゾーン]またレイソルでユース出身者が頭角を現すか 開幕スタメン抜擢で光った山田雄士の働き

試合後、湘南戦におけるプレイを振り返った山田 photo/Getty Images

湘南戦で攻守に奮闘

19日に行われた明治安田生命J1リーグ開幕節にて、湘南ベルマーレ相手に2-0で勝利を収めた柏レイソル。昨季は15位に沈んだ同クラブだが、新たなシーズンは好発進を見せている。

そんな2022年のスタートを飾った湘南戦において、サプライズとなったのはMF山田雄士の開幕スタメン起用だろう。昨季リーグ戦での出場は最終節での6分間のみだった21歳だが、この試合ではネルシーニョ監督によって先発に大抜擢。スタメン発表の際、いきなりの山田起用に度肝を抜かれたファンも少なくなかったはずだ。

しかし、山田はしっかりとネルシーニョ監督の期待に応えてみせた。最終的に86分までプレイした同選手は、中盤の一角として攻守に奮闘。経験の少なさなど感じさせないパフォーマンスでチームを勝利に導いている。この試合ではかねてより評価されていた攻撃面だけでなく、ハードワークをこなしつつ高い位置でボールを奪う守備も光っていた。今後に向けては非常にポジティブなプレイぶりを見せてくれたと言っていい。

だが、山田はまだ満足していない様子。試合後の会見にて、同選手はこの試合において自身が意識していたことと、その手応えについて次のように語っている。

「(開幕スタメンは)昨日言われました。多少緊張はしたんですけど、常に良い準備は意識していたのでそこまで動揺はしなかったです。(チーム全体として)ロングボールやクロスを入れるというのは意識していたので、セカンドボールや味方のクロスに入っていくというのは心がけて試合に臨んでいました。その結果、セカンドボールはある程度拾うことができたと思います。ですが、ゴール前に入ってシュートを打つという点については、形こそ作れましたが結果にはなりませんでした。そこは次の課題かなと思います」

75分に小屋松知哉が奪った追加点は彼のシュートがキッカケとなったものだが、それでも「結果にはならなかった」と貪欲な姿勢を見せた山田。柏はこれまで何人もの優秀な選手を下部組織から輩出してきたが、山田もその流れに続くことができるか。開幕戦で印象的なパフォーマンスを披露した21歳の中盤戦士からは今後も目が離せない。

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