ロバートソン、ティアニーと肩を並べる19歳の逸材 シティも欲しがる“セリエAで2番目の得点力”を持つ左SB

SBとして成長を続けるアーロン・ヒッキー photo/Getty Images

今後はよりスポットライトが当たることになる

リヴァプールのアンドリュー・ロバートソン、アーセナルのキーラン・ティアニーと2人の実力派サイドバックを擁するスコットランド代表。他のポジジョンにもプレミアで活躍する選手が多く、昨夏のEURO2020では残念な結果に終わったが今後に期待できるチームだ。

そんなスコットランドだが、ロバートソン、ティアニーに続く3人目のSBとして注目されている選手がいる。セリエAのボローニャでプレイするDFアーロン・ヒッキーだ。

スコティッシュ・プレミアシップのハーツでキャリアをスタートさせ、昨季ボローニャへ移籍したヒッキー。移籍時はバイエルン・ミュンヘンが獲得を希望していたとの話も出ており、彼の実力の高さが分かる。

左SBを主戦場とするヒッキーだが、ウイングバックや右サイドでも起用されるなどユーティリティ性に富んだプレイヤーである。足元でボールを扱う技術が高く、ビルドアップでは後方の司令塔としての顔を見せる。オーソドックスな縦への突破も可能であり、今季はここまで4ゴールを奪うなど、得点力の高さを見せている。データサイト『SofaScore』によると、今季SBやWBとしてセリエAでプレイしている選手で4得点を挙げているのはリーグ全体で2位の記録だ。

ビルドアップ、得点力、ユーティリティ性、そして19歳の若さを持つヒッキーがビッグクラブから関心を寄せられるのは必然であり、英『Manchester Evening News』によればプレミア王者のマンチェスター・シティが以前から関心を寄せていたようだ。

シティの来夏の補強ポジションはサイドバックであり、ヒッキーは指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが欲しがるタイプだといえる。特に両サイドで起用可能という点は素晴らしく、ジョアン・カンセロのように使われることになるだろう。他のプレミアクラブが興味を示しているとの話もあり、来夏の人気銘柄だといえる。

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