「右SBが本職なのではと思うほど……」 ドルトムントの緊急事態を救ったアカンジの器用さ

右SBでも安定感あるパフォーマンスを披露したアカンジ photo/Getty Images

ウニオン戦で急遽抜擢も

現地時間13日に行われたブンデスリーガ第22節のウニオン・ベルリン戦(○3-0)で無事に勝利を掴んだドルトムントだが、この試合が始まる前の同クラブには一抹の不安があった。その原因は右サイドバックの人員不足。今季これまで主に同ポジションでプレイしていたトマ・ムニエとマテウ・モレイが出場不可となったこのウニオン戦にて、ドルトムントが誰を右SBに据えるのか。気になっていたファンは多いはずで、代役を務める選手がうまく任されたタスクをこなせるのかには一定の注目が集まっていたと言っていい。

しかし、試合が終わってみればそんな不安はどこへやら。結果的に、この試合で右SBのポジションに入ったDFマヌエル・アカンジは完璧に近いパフォーマンスを披露してみせたのだ。本職はセンターバックの同選手。スタメン発表時にもやや不安は渦巻いていたが、この男は圧巻の対応力で右サイドに安定感をもたらした。

「右SBが本職なのではと思うほどに安心して見ていられた」。試合後、アカンジに関しては独『WAZ』もこのように高い評価を与えている。それもそのはず、このウニオン戦における彼のパフォーマンスは及第点以上だったと言っていい。90分を通してとても急造とは思えないほど冷静にプレイし続け、後半にはスルスルとPA内にまで侵入する攻撃性能も見せつけた同選手。ムニエほどの派手さはないにしても、急造SBとしては規格外のプレイぶりをみせていたいのは間違いない。

これほどのパフォーマンスを見せてくれるのであれば、今後もひとつのオプションとしてアカンジの右SB起用はありか。そんなことを思わせるほど、ウニオン戦で好印象のプレイを見せてくれたアカンジ。近頃は2023年までとなっている現行契約の延長を行うかどうかが話題となっている同選手だが、ドルトムントとしては絶対に彼は手放したくない人材だ。

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