今季はエースにも名乗りをあげる? 浦和の最前線で得点力の高さを見せた江坂任

2得点を決めた江坂 photo/Getty Images

2得点で川崎を撃破した

富士フイルム・スーパーカップ、浦和レッズと川崎フロンターレの一戦は、江坂任の2ゴールで浦和が勝利した。この試合で主役となった男は、今季序盤は最前線でエースとして輝きを放つこととなるかもしれない。

明本考浩と2トップを組んだ江坂は、持ち前の技術と決定力でチームの勝利に貢献。昨季は小泉佳穂とのコンビで“偽9番”としての役割を担った江坂だが、川崎との試合ではそこまで中盤には下がらず、関根貴大とのポジションチェンジで右サイドに張るなど縦横無尽に動き回った。

その中で2ゴールを奪って勝負を決めた江坂。浦和のFW登録の選手は現状でキャスパー・ユンカーと木原励の2名のみ。さらなるFW獲得の噂もあるが、週末のJ1開幕に向けて当分はユンカーと江坂を併用していくことになるだろう。

今試合では高い決定力を見せつけた。昨季は途中加入ながら5ゴールを決めており、2020年も柏レイソルで9ゴールと得点力の高さを披露している。ユンカーとのコンビはもちろんのこと、自身でも試合を決める力を持つ男が浦和に勝ち点3をもたらすことだろう。

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