以前から噂されていた復帰が現実に? 準備続ける“元アーセナルのガラスの天才”はピッチに再び降り立つのか

現在はアーセナルでトレーニングに励んでいるウィルシャー photo/Getty Images

話題にはなるが

能力はピカイチだが、怪我に悩まされて満足に活躍できない選手は多く、その代表格となってしまっているのが、元アーセナルのジャック・ウィルシャーだ。

アーセナル下部組織出身のウィルシャーはテクニックを高く評価されている選手であり、10-11シーズンCLでのバルセロナ戦では素晴らしい活躍を見せ、アーセナルの公式サイトではマンオブザマッチに選出されている。「キャリアで最高の夜だ」と自身で語るほどのパフォーマンスであり、彼といえばバルセロナ戦での輝きが思い出される。

しかし、そこからウィルシャーのキャリアは下降線を辿ってしまっている。特に足首の怪我が多く、18-19シーズンのウェストハム時代から現在までリーグ戦でのプレイタイムが合計1000分を超えたシーズンはない。

そんなウィルシャー獲得にイングランドの実質2部であるチャンピオンシップに所属するウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンが興味を示していると英『GIVEMESPORT』が報じている。どうやら新監督となった元ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督がウィルシャー獲得を画策しているようだ。

現在のウィルシャーはボーンマスを退団しており、フリーとなっている。今は古巣であるアーセナルでトレーニングを行っており、今すぐにプレイできる環境に身を置いてはいるが、通用するかは別の話だ。アーセナルの指揮官でありウィルシャーと元チームメイトであるミケル・アルテタは「扉は常に開いている」と復帰の可能性を示唆したが、結局は進展がない。

昨季はプレミアで戦うも、降格となったWBA。それでも、今季はここまでチャンピオンシップで6位と健闘しており、このまま好調を維持できれば1年でプレミアに戻れる可能性は十分にある。そこで経験豊富なウィルシャーを獲得するのは悪くない選択肢だといえるが、ガラスの天才がピッチでプレイすることは現実となるのだろうか。

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