アンカーの適性は見られずチーム最低評価 当たりだらけの補強で唯一輝けていないアーセナルMF

サンビ・ロコンガはまだまだ時間が必要となりそうだ photo/Getty Images

いきなりのアンカー起用は無理があった

モハメド・エルネニーはアフリカネーションズカップに参加、エインズリー・メイトランド・ナイルズはローマへ移籍、トーマス・パルティとグラニト・ジャカはベンチ外と中盤の選手がほぼいない中で行われたアーセナル対バーンリーの一戦は、0-0で互いに勝ち点1を得ている。

アーセナルとしては最下位バーンリー相手から勝ち点を奪うことは必須事項だったが、最後まで相手の堅守を崩せず、ドローとなってしまった。幸い、次節のウルブズ戦は2月の11日開催と現時点からかなり日が空いており、パルティとジャカの2人が戻った状態で試合を行えそうだが、今後も彼らが離脱する可能性はあり、バーンリー戦でアンカーを任されたアルベール・サンビ・ロコンガの成長は必須となるだろう。

ベルギーの名門アンデルレヒトからやってきた22歳のサンビ・ロコンガ。ベルギーのフル代表では既にデビューを飾るなど期待の星となっているが、アーセナルではそこまで存在感を示せていない。

[4-3-3]のアンカーとして先発したサンビ・ロコンガだが、英『90min』ではチーム最低点となる「3」の評価を受けている。

まず気になったのはポジショニングだ。基本的にアーセナルはバーンリーを押し込んでおり、最終ラインのベン・ホワイトやロブ・ホールディングらがビルドアップを行っていた。サンビ・ロコンガもそこに加わるのだが、相手のジェイ・ロドリゲスとマチェイ・ヴィドラにパスコースを消されてしまい、ほとんど組み立てに参加できていなかった。ホワイトがある程度ビルドアップをコントロールできるためそこまで気にならなかったが、中盤の選手として起用されている以上、動き出しやポジショニングの改善は必須だ。

守備面での貢献度もアンカーとしては物足りない。カウンターを受ける場面でも、サンビ・ロコンガのプレッシングはそこまで早くなく、簡単に自身のエリアを突破されてしまっている。タックル成功数、インターセプト数ともにゼロ回であり、現状で起用するのであれば、ダブルボランチの一角が理想的だ。

チャンスを与えられた中で生かしきれなかったサンビ・ロコンガ。冨安やホワイトらと共に加入した選手であり、前者たちは既にチームにフィットしているが、サンビ・ロコンガはまだまだ時間がかかりそうだ。

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