「自分の中だけでプレイしている」と批判も…… OG誘発の英代表FWをどう評価する?

バーンリー戦では1得点に絡む photo/Getty Images

バーンリー戦では1得点に絡む

今季ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへと加入し、大きな期待を寄せられている男がジェイドン・サンチョだ。しかしここまでプレミアリーグで15試合1得点と結果を残しているとは言えない。

第20節ではバーンリーと対戦して3-1と勝利したマンU。スタメン出場したサンチョは、得意のドリブルからチャンスを作ると、自ら仕掛けてシュートを放ち、ボールは相手に当たってゴールへと吸い込まれた。オウンゴールとなってしまったものの、強引な突破が得点を生み出した。

ラルフ・ラングニック監督就任後は出場機会を増やしているも、ここまでゴール、アシストともに「0」のサンチョ。結果を求める姿勢がプレイにも反映されており、自らドリブル突破でチャンスメイクするなど、自身の特長を活かしてアピールを続けている。

ただ英紙『THE Sun』ではそんなサンチョに対し、批判的な意見もある。アーセナルのレジェンドでもあるティエリ・アンリ氏がバーンリー戦のサンチョを「彼は自分の中だけでプレイしている」とコメント。「彼はしばしばインサイドへ切り込もうとする。もっと外側の選手も使うべきだ」と話した。

バーンリー戦では強引なプレイでゴールへと導いたサンチョ。オウンゴールを誘発したことで、チームの勝利にも貢献しているものの、やはり自身のゴールやアシストが少ない中では批判の対象となってしまうこともあるだろう。サンチョが自らのプレイで結果を残すことができれば、チームでの地位も上がっていき、高評価へとつながっていくはずだ。さらに成長を続けてゴールを伸ばすことができるか、今後のサンチョにも注目だ。

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