《61回》もセーブするマンU守護神は忙しい 神セーブ連発デ・ヘアは再び世界TOP5GKに入るか

マンUの守護神デ・ヘア photo/Getty Images

今季のパフォーマンスには称賛の声が

評価が怪しくなったのは2018年のワールドカップ・ロシア大会のポルトガル戦あたりからだろうか。ここ数年はマンチェスター・ユナイテッド所属でスペイン代表の守護神ダビド・デ・ヘアに厳しい視線が向けられてきた。

以前は世界TOP5に入るGKとも考えられていたが、ロシア大会以降は評価が落ちていたのだ。現在のマンUには若いディーン・ヘンダーソンも控えており、31歳となったデ・ヘアからの世代交代をイメージしていたサポーターもいるだろう。

だが、今季のデ・ヘアは一味違う。英『GIVE ME SPORT』も、デ・ヘアがいなければ今頃トップ4フィニッシュの希望を失っていたかもしれないと絶賛する。

デ・ヘアといえば長いリーチを活かした神セービングが得意技だが、今季のデ・ヘアは忙しい。マンUは上位陣でありながら、プレミアリーグでは7番目に多い1試合平均13.7本もシュートを浴びているチームなのだ。シュートを打たれる機会が増えれば、当然GKの負担も増える。

首位マンチェスター・シティが1試合平均被シュート数6.7本、リヴァプールが8.3本、チェルシーが9.6本に抑えていることを考えると、やはりマンUの数字は目立つ。本来はもっと前で処理すべきだろう。

それを必死にカバーしているのがデ・ヘアで、ここまでリーグでは2番目に多い61回のセーブ数を記録している。最多がリーズ・ユナイテッドのイラン・メリアで65回となっているが、デ・ヘアとあまり変わらない数字だ。

スペイン代表の方ではアスレティック・ビルバオ所属のウナイ・シモンが出番を掴んでおり、デ・ヘアはEURO2020でも全試合ベンチだった。シモンは大会でとんでもないミスがあったが、今も代表監督ルイス・エンリケの信頼を得ている。

とはいえ、デ・ヘアが本来の調子を取り戻した場合は序列にも変化が起きるかもしれない。それこそ再び世界TOP5のGKとの評価を得る可能性もある。

ロシア大会から4年を経て、再びカタールの地で守護神に返り咲くことはあるのか。デ・ヘアが評価を取り戻しつつあるのは間違いないだろう(数字は『WhoScored』より)。

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