今季3ゴールを決めたチルウェルが今季絶望に 代役とされるプレミア屈指の左足を持つ男

チェルシー行きが囁かれるディーニュ photo/Getty Images

加入となれば頼れる選手だ

ティモ・ヴェルナーやチアゴ・シウバなど主力の離脱が目立つチェルシー。その影響からエヴァートンとウルブズに引き分けてしまい、勝ち点を落としてしまった。それでも、直近のアストン・ヴィラ戦には勝利しており、調子を取り戻しつつある。

そんな離脱者続出のチェルシーだが、左ウイングバックで存在感を示していたベン・チルウェルが右膝を手術することになったようだ。同選手は右膝前十字靭帯を負傷しており、離脱していたが、早期復帰を目指すためにも手術を決断したとのこと。これによって今季は復帰できないとされており、後半戦を戦うためにも代役を探す必要がある。今季3ゴール1アシストを記録した選手であり、実力者でなければ代役は務まらない。

そこで名前が挙がっているのが、エヴァートンのDFリュカ・ディーニュだ。

ディーニュはトフィーズでの地位を確立していた選手だが、英『90min』によれば指揮官であるラファエル・ベニテスとトレーニング中に意見の食い違いから衝突しており、第14節リヴァプール戦から起用されていない。さらにトフィーズはディーニュの代役としてすでにディナモ・キエフのビダリー・ミコレンコと合意を済ませているとの話も出ている。

チェルシーとすればディーニュ獲得が決まれば後半戦は十分な戦力で戦うことができる。ディーニュは攻撃的な選手であり、左足から放たれる高精度のクロスは彼の武器だ。昨季は7アシストを記録しており、攻撃に貢献している。それでいて守備も問題ない。試合ごとのタックル数は2.5回とボランチのアランに次ぐチームで2番目の数字だ(データは『WhoScored.com』より)。

プレミアでの経験もあり、左ウイングバックとして安心して起用できる人材を見つけたトゥヘル・チェルシー。失速気味のチームを助けられる選手であり、ぜひ獲得したい。

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