レヴァンドフスキ、ベンゼマに追い付く可能性も? 38試合で48ゴールに関与するノルウェーの怪物FW

若手世代ではハーランドがトップストライカーだろう photo/Getty Images

規格外のサイズとスピードを持つ

現段階での欧州トップストライカーはバイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキかレアル・マドリードのカリム・ベンゼマのどちらかとなるだろう。今季は19ゴールと15ゴールで既に二桁得点を超えており、チームの攻撃をけん引している。

彼ら以外であれば昨季のプレミア得点王となったトッテナムのハリー・ケイン、マンチェスター・ユナイテッドでプレイするクリスティアーノ・ロナウド、ボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドの名前が挙がる。どの選手も優秀だが、年齢を考慮した将来性でいえばハーランドはレヴァンドフスキ、ベンゼマに追い付ける逸材だといえるか。

ノルウェーでプロデビューし、育成の名門レッドブル・ザルツブルクへ。その後現在のクラブであるドルトムントへ渡っても、その勢いは衰えず、得点を量産し続けている。昨季は27ゴール、今季は怪我での離脱がありながらも既に13ゴールと二桁に載せている。

そんなハーランドだが、ストライカーに必要な能力をどれも高い水準で兼ね備えた万能性が強みだ。21歳にして194cmもあるサイズを生かしたポストプレイや空中戦は強力であり、シュートのコントロールも正確だ。守備での献身性も持ち合わせており、文句を付けるところがない。

英『90min』ではレヴァンドフスキやベンゼマのようなトップクラスのストライカーをランキング付けしており、ハーランドはレヴァンドフスキ、C・ロナウド、ベンゼマに続く4番目だ。非常に妥当なランキングであり、ノルウェー代表FWへの評価の高さがうかがえる。また、2021年度のデータが出ており、ハーランドは38試合で38ゴール10アシストを記録。1試合で必ず1得点に関与する計算であり、彼の怪物ぶりがわかる。

新時代のトップストライカーの呼び声高いハーランド。プレミアで好成績を残しているマンチェスター・シティが興味を寄せているとの話がでているが、彼はペップの望むCFなのだろうか。

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