まるでジェラードのような強烈ミドル 古巣に先制点を挙げた中盤の司令塔

先制点を決めたシェルヴィー photo/Getty Images

リヴァプール戦で先制点も

プレミアリーグ第17節でニューカッスルはリヴァプールと対戦する。上位相手に先制点を奪う最高の滑り出しを見せたが、前半に2点を失うと結果的には1-3で敗戦した。先制点を決めたジョンジョ・シェルヴィーは強烈なシュートを叩き込み、リヴァプールの出鼻をくじいた。

[4-1-4-1]の中盤の底でスタメン出場したシェルヴィー。開始6分でチアゴ・アルカンタラのクリアミスを拾うと、狙いすましたシュートが相手ゴールのニアポストに向かって巻く形でゴールが決まり、早々に先制点をゲットした。

豊富な運動量と冷静なパスで中盤を制圧するシェルヴィーは、過去にリヴァプールにも所属しており、今試合は古巣対戦となる。20代前半の2010年から2013年まで所属したリヴァプールでも中盤で47試合に出場した男が、スウォンジーやニューカッスルで数多くの経験を経て、古巣相手にゴールネットを揺らして見せた。クラブのレジェンドでリヴァプール所属当時のチームメイトでもあるスティーブン・ジェラードのような強烈なミドルシュートをお見舞いする。

しかしシェルヴィーはこの試合で失点の原因となるパスミスを犯してしまうなど、勝利に貢献することはできなかった。彼が中盤で安定感をもたらすことができれば、チームはさらに上向くことができるだろう。オーナーが変わったことで強豪クラブへの仲間入りを目指す現在のニューカッスルにおいて彼の存在は大きな影響力をもたらしている。

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