苦しい時こそ頼れるキャプテン 怪我人で主力離脱時も存在感を増す男

エヴァートン戦でゴールを決めるヘンダーソン photo/Getty Images

エヴァートン戦では1得点1アシスト

中盤の選手たちの怪我が目立っていたリヴァプールだが、チアゴ・アルカンタラなど複数の選手たちが戦線復帰し始めている。そんな中で負傷で離脱も懸念されたが早期復活してチームで存在感を示しているのが、ジョーダン・ヘンダーソンだ。

11月の代表ウィークでイングランド代表に選ばれた同選手は、アルバニア戦に出場して1得点1アシストと大勝に貢献した。しかしその後に負傷したことが発表され、状態が懸念されていた。この時期にはハーヴェイ・エリオット、ナビ・ケイタ、カーティス・ジョーンズら怪我人を抱えており、チアゴも復帰して間もなかったたため、これ以上の離脱者を出すのは厳しい状態だった。

深刻な怪我ではなかったヘンダーソンは、順調に回復していくと代表ウィーク明けのプレミアリーグ第12節のアーセナル戦で途中出場を果たす。3日後に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節では1アシストを記録。プレミア第14節のエヴァートンとのダービーマッチでは1ゴール1アシストと勝利に貢献するなど、頼れるキャプテンは台所事情が苦しい状況でもすぐさま復帰して存在感を発揮する。

昨季CBの主力が怪我によって離脱してしまった際には、CBも務めたヘンダーソン。苦しい時にチームのために活躍できる彼こそがリヴァプールのキャプテンとしてふさわしい男であるといえる。さらにチームで存在感を増すヘンダーソンは、リヴァプールにとって欠かせない選手だ。

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