攻撃を支配していたテクニシャンが年内離脱 モウリーニョはこのピンチをどう切り抜ける

モウリーニョ監督はこのピンチをどう切り抜けるのか photo/Getty Images

ペッレグリーニが戦線離脱

はたして、ジョゼ・モウリーニョ監督はこのピンチをどう切り抜けていくのだろうか。2021-22シーズンも勝負の中盤戦を迎えるなか、セリエAで現在5位につけるASローマがピンチに陥っている。

そのピンチとは、中盤の人材不足だ。現在、同クラブではMFブライアン・クリスタンテとMFゴンサロ・ビジャールが新型コロナ陽性の影響で離脱中。加えて、先日行われたセリエA第14節トリノ戦では、主将を務めるMFロレンツォ・ペッレグリーニが出場わずか15分で負傷交代を強いられることに。クリスタンテやペッレグリーニといった中盤の主力が次々と離脱し、現在のローマは少々厳しい状況に陥っている。

なかでも、痛いのはペッレグリーニの離脱だ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、トリノ戦で右大腿を負傷した同選手の復帰は、最速でも年明け後となる見込みとのこと。今季はここまでチームトップのリーグ5得点をマークしてたペッレグリーニだが、12月4日に行われる大一番のインテル戦をはじめとした重要な試合が重なる時期にチームを離れることとなってしまった。うまく年明け後に復帰できても、第20節ACミラン戦(1月6日)や第21節のユヴェントス戦(1月9日)で本調子に戻っているかは怪しいところと言えるだろう。

しかし、下を向いてばかりもいられない。はたして、このピンチを迎えたなかでモウリーニョ監督は誰をペッレグリーニの代役に据えるのか。最も可能性が高いのはMFヘンリク・ムヒタリアンだろう。近頃はFWステファン・エル・シャーラウィの先発起用が増えたこともあって、中央の攻撃的なポジションを任されることも増えていた同選手。得点力もあり、ペッレグリーニの代役候補としては申し分ない選手と言える。

そのほかの候補としては、MFニコロ・ザニオーロも挙げることができる。近年は右ウイングを主戦場としていた若きレフティーだが、彼はもともと攻撃的MFで名を揚げた選手だ。左足での豪快なミドルシュートやチャンスメイク能力には目を見張るものがあり、2列目からの飛び出しでゴール前に侵入する動きも可能。ここ数年ではヘディングの精度にも磨きがかかっており、ゴール前でクロスのターゲットとなれる点も強みと言えるだろう。ムヒタリアンとの選択にはなるが、彼もまた興味深い候補の一人であることは間違いない。

絶対的な主軸だったペッレグリーニ抜きで年末のサバイバルへ身を投じることとなったローマだが、はたしてモウリーニョ監督はこのピンチをどう切り抜けていくのだろうか。今季もジャッロッロッシはなかなかベストメンバーが揃わない例年の雰囲気を醸し出すこととなっているものの、スペシャル・ワンの手腕には期待したいところだ。

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