ルーキーながら“全41試合出場12得点” 成長著しいFWは東京Vの希望の光だ

今季12得点の佐藤 photo/Getty Images

ブラウブリッツ秋田戦でも1得点を記録

今季、東京ヴェルディのルーキーがチームで大きなブレイクを果たした。明治大学から加入したFW佐藤凌我だ。

加入1年目の今シーズンは、開幕戦となる愛媛FC戦で終了間際にプロデビューを果たした。その後少しずつ出場時間を増やすと第6節の水戸ホーリーホック戦で初スタメンに輝き、2ゴールをマーク。前節でアルビレックス新潟に0-7と衝撃的な大敗を喫したチームを、ルーキーの2得点が立ち直らせた。

続くレノファ山口FC戦でもスタメンで得点を決めるなどチームの主力に定着する。永井秀樹監督から堀孝史監督へ交代を行った東京Vで、サブに甘んじる時期を経て、第37節のモンテディオ山形戦で20試合ぶりの先発起用にゴールで応えるなど、今季は結果を残して監督の信頼を勝ち取った。

ボールを保持して支配する東京Vのサッカーにおいて、佐藤は3トップの中央から中盤まで下がりながら組み立てに参加。相手CBが引きつけられたタイミングを見て、武器であるスピードで裏へ抜け出してゴールを狙う。チームのスタイルに早々にフィットしたルーキーは、プロ1年目ながらここまで全41試合すべてに出場して12得点を奪っている。

東京Vは今シーズン、J1昇格争いに絡むことはできなかった。パワハラ疑惑が浮上して監督交代を行うなど、良いシーズンとは言えなかったかもしれない。それでも佐藤の台頭はチームにとって明るいニュースとなり、彼が東京Vの希望の光となっているだろう。今季最前線で起点となっている新ストライカーの成長が楽しみだ。

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