ザハ、エドゥアール、ギャラガーら13位からの逆襲 “ヴィエラ流”攻撃サッカーで目指す上位

興味深いタレント抱えるクリスタル・パレス photo/Getty Images

興味深いタレントは揃っている

プレミアリーグ10試合を消化して2勝6分2敗の13位。

順位は決して良くないが、まずまずの評価を得ているのがクリスタル・パレスだ。

今夏にパトリック・ヴィエラを招聘したクリスタル・パレスは、昨季より攻撃的なマインドが強くなっている。
平均ポゼッション率は40%から50%に増加し、1試合平均パス本数は昨季の370本から465本まで増加。1試合平均シュート数も9.2本から10.9本へと増加した(数字は『Daily Mail』より)。

まだその成果が順位に反映されていないが、ヴィエラが攻撃的なフットボールを志向しているのは間違いない。

また、クリスタル・パレスは今夏にいくつか良い補強を実現している。チェルシーから21歳DFマーク・グエーイを獲得し、さらにレンタルで21歳のMFコナー・ギャラガーも獲得。

リヨンからは25歳のデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセン、セルティックからは23歳のFWオドソンヌ・エドゥアールも加えた。

今夏は6800万ポンドを市場に投じており、上位進出へ野心は十分だ。先週末にはマンチェスター・シティを2-0で撃破するなど、上位陣を倒す力もある。

14失点と守備面は少々気にかかるが、アーセナルと2-2の打ち合いを演じたり、トッテナムを3-0で撃破するなど見ていて楽しいチームではある。

序盤に強豪との戦いが続いていたことも不運で、11月はウォルバーハンプトン、バーンリー、アストン・ヴィラ、リーズ・ユナイテッドら中堅どころとの戦いが続く。ここで勝ち点を稼いでおきたいところで、一気に上位へ顔を出してくる展開に期待したい。

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