まるで“ストライカー”の動き出し バルサDFが見せた巧みな先制点

喜びを爆発させたピケ photo/Getty Images

ピケの得点で勝利する

バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節でディナモ・キエフと対戦。ジェラール・ピケの得点を守り切り1-0で競り勝った。

スコアレスで迎えた36分、左サイドからジョルディ・アルバがクロスを供給。ファーサイドでフリーになっていたピケが、滑りながらシュートを沈めて先制点を奪う。この得点を最後まで守り、今季初の無失点で勝利したバルセロナが初勝利を手にした。

この得点時、前線に残っていたピケは密集地から少し離れた場所へ動く。アルバがクロスボールを蹴った瞬間に相手DFの背後へ大きく動き出し、完全にフリーとなった状態で合わせてゴールネットを揺らした。

FWかと思わせるような動き出しで得点を決めたピケ。これも幾多の試合をこなし、ワールドクラスのストライカーたちとの対戦で得た技術の1つだろう。世代交代を進めるバルサの中でピケの経験値は大きな武器となる。1勝2敗で折り返したバルサだが、決勝トーナメントへ進出できるかは、ベテラン選手たちの活躍にも懸かってくる。

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