約52億円の移籍金は超お買い得? 中盤であらゆるタスクをこなすレアルの18歳

既にチームの中心を担うカマヴィンガ photo/Getty Images

カマヴィンガとバルベルデが居れば中盤は一安心か

指揮官にカルロ・アンチェロッティが復帰し、19-20シーズン以来のリーガエスパニョーラ制覇を目指すレアル・マドリード。ここまではリーグ負けなしで来ており、順調な滑り出しを見せている。

新加入のダビド・アラバとエドゥアルド・カマヴィンガは既にチームに馴染んでおり、リーグ戦でもピッチに立っている。カマヴィンガに関しては途中出場が続いていたが、6-1で勝利したマジョルカ戦で初先発となった。

中盤3枚のセンターでピッチに立ったカマヴィンガ。広い視野と正確なキック精度を持つカマヴィンガが中盤にいることで攻撃が停滞することなく進められており、配球力はさすがの一言だ。また、足元でボールを扱う技術に長けておりボールロストが少なく、継続して相手を押し込むことができる。守備でも出足の早いプレスでカウンターの芽を摘むなど、既に欠かせない存在だ。

このように素晴らしいパフォーマンスを披露したカマヴィンガ。マジョルカ戦では彼とフェデリコ・バルベルデ、マルコ・アセンシオが中盤の3枚として起用されており、ルカ・モドリッチ、カゼミロの負担の大きい2人を休ませることができたことも長いシーズンを考えると大きな収穫だ。

移籍金は最大で52億円と言われているカマヴィンガ。18歳と若い年齢に加え、アンカー、インサイドハーフを高いレベルでこなすことのできる選手をこの値段で獲得できたのは大成功だろう。

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