チェルシー、インテル、レアル……モウリーニョ“史上最強チーム”はどれだ 

数多くの好チームを作ってきたモウリーニョ photo/Getty Images

名将の軌跡

ローマを指揮する名将ジョゼ・モウリーニョが監督キャリア通算1000試合を達成した。

モウリーニョはこれまで25のタイトルを獲得してきたわけだが、モウリーニョが作り上げたNo.1チームはどれだろうか。

勝率で見ると、FCポルト時代が71.42%と1番高い。126試合指揮して90勝21分15敗の成績を残しており、2003-04シーズンには奇跡と言っていいチャンピオンズリーグ制覇まで成し遂げた。モウリーニョ伝説始まりのクラブだ。

次いで勝率が高かったのは、レアル・マドリード時代だ。ジョゼップ・グアルディオラのバルセロナがいたおかげで評価が伸びなかったところもあるが、モウリーニョはレアルを178試合指揮して127勝28分23敗と見事な成績を記録。勝率は71.34%と極めて高い。

リーガ・エスパニョーラのタイトルもきっちり獲得しており、クリスティアーノ・ロナウドやメスト・エジルらを活かすカウンターは見事だった。モウリーニョが指揮した中では最も攻撃力の高いチームだったと言っていいだろう。

それに続くのはチェルシー第一次政権で、勝率は67.02%。185試合を指揮し、124勝40分21敗の成績を残した。

2004-05シーズンにはプレミアリーグ最少記録となる15失点でのリーグ制覇を達成しており、モウリーニョらしさが詰まったチームだった。ジョン・テリー、リカルド・カルバーリョを軸とした守備は抜群の安定感があり、モウリーニョが指揮したチームでは1番の堅守軍団か。

4番目はチャンピオンズリーグ制覇も果たしたインテルで、勝率は62.03%。108試合で67勝26分15敗の成績を残しており、こちらも守備は堅かった。派手さはないが、ルシオやGKのジュリオ・セーザルを中心に守備を固め、攻撃ではウェズレイ ・スナイデルやディエゴ・ミリートをシンプルに活かしていた。

モウリーニョ史上最強チームを選ぶなら、やはりチェルシー、インテル、レアルのいずれかだろう。レアルを離れて以降のモウリーニョはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、そして現在のローマと渡り歩いているが、就任したばかりのローマを除けばいずれも勝率は60%以下だ。近年は苦戦している印象が強い。

守備強度ではチェルシー、タイトルの質で見ると3冠を果たしたインテル、攻撃力ではレアルといった評価で、いずれも豪華だ。ここまでくれば好みの問題だが、No.1チームはどれか。やはりこれだけのチームを作り上げてきたモウリーニョは名将だ。

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