攻撃に更に磨きがかかる? デ・ブライネの新たな相棒の存在

フェラン・トーレスの台頭があればケビン・デ・ブライネの評価は更に上がるか photo/Getty Images

20アシストを超えられるか

開幕こそつまづいてしまったものの、その後は2連勝し調子を取り戻したマンチェスター・シティ。その2試合では計10ゴールを挙げるなど、素晴らしい得点力を見せた。更にその試合では中心選手であるケビン・デ・ブライネを怪我で欠いており、フルメンバーでないと言うのだから驚きだ。

そんなベルギー代表MFはトレーニングに復帰しているようで、レスター戦でのメンバー入りを指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが示唆している。

楽しみなデ・ブライネの復帰だが、彼も30歳となっており今がキャリアのピークなのかもしれない。しかし、昨季はリーグ戦で12アシストに終わっており、少し物足りない数字となった。19-20シーズンは20アシストを記録しており、昨季は決定力のある選手がチームに居なかったことが影響したか。そこでクラブはハリー・ケイン獲得を目指したが、失敗に終わっており、今季も明確なストライカー不在でシーズンが始まってしまった。

しかし、そんな不安をかき消すようにフェラン・トーレスが得点を積み上げている。直近で言えばスペイン代表でのグルジア戦、コソボ戦、マンCだとアーセナル戦で2ゴールを挙げた。まだ21歳だが、既にセルヒオ・アグエロの穴を埋められる存在ではとの声もある。

デ・ブライネ、トーレスのホットラインが完成すればマンCとしても来夏にストライカーを取る必要はなくなるかもしれない。また、トーレスはワンタッチゴーラー的な顔も兼ね備えており、ベルギー代表MFの高速にクロスにスペイン代表FWが合わせる姿は容易に想像できる。

11日に行われるレスター戦で彼らがともにピッチに立つ可能性は高く、今季のマンCを象徴するコンビが生まれるかも知れない。

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