ペップバルサにもいた元ブラジル代表SBの現在 苦しい経験も次なる糧に

バルサでもチームに貢献したアドリアーノ photo/Getty Images

複数ポジションをこなせるプレイヤーに

ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いていたバルセロナは、UEFAチャンピオンズリーグを2度制覇するなど、歴代最強のチームと言っても過言ではないだろう。そんな当時のチームに在籍し、欧州王者にも輝いた選手がアドリアーノだ。

彼はセビージャでリーガ・エスパニョーラでのキャリアをスタートさせる。左SBでレギュラーとして活躍すると、積極的なオーバーラップから得点を狙いにいき、2005-06シーズンにはシーズン通算6得点を決めるなど攻撃的SBとしてスペインで名をはせていた。

すると2010-11シーズンにバルセロナへと加入する。当時は左SBにエリック・アビダルやマクスウェルなどが在籍していたものの、両SBが可能なアドリアーノは重宝され、主力選手の離脱時にスタメンでの出場を増やしていく。

しかし、ジョルディ・アルバの加入やローテーション要員の域を抜けられなかった状況からトルコのベシクタシュへと移籍。その後は一度母国のブラジルへと復帰するも、昨年からはベルギーでプレイ。現在はフリーとなっている。

バルサでは左SBだけでなく右SBにCB、アンカーなど複数ポジションを経験したアドリアーノ。その経験は次のキャリアでも活かされており、ベルギーのオイペンでは両SBやアンカーとして24試合に出場。36歳となっても主力の1人として起用されていた要因は、バルサ時代に培ったユーティリティー性なのだ。

ビッグクラブでは得意とするポジションで起用されないこともあるだろう。また、新たなポジションへの挑戦は必然的に苦しい経験となってくる。しかし、アドリアーノはそんな経験を晩年のキャリアに活かして強みに変えていた。一度はヴィッセル神戸への移籍も噂された元ブラジル代表DFの次なるクラブはどこになるのだろうか。

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