まだ”NEXTバラック”の座は狙える? チェルシーで伸び悩む大型MFに逆転あるか

ポテンシャルは間違いなく高いロフタス・チークだが…… photo/Getty Images

トゥヘル監督はまだ期待を寄せる

その存在感は年々薄まってきている大型MFだが、彼にチェルシーでの未来はあるのか。2018-19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督に重宝されていたものの、今やMFルベン・ロフタス・チーク(25)のブルーズにおける未来は不透明なものとなっている。

かつてはDFセサル・アスピリクエタに「彼は将来世界最高のMFの1人になる」とまで言わしめたロフタス・チーク。まるで重戦車のようなドリブルや、身長191cmのフィジカルを活かしたパワフルなプレイを持ち味として、かねてより同選手は将来のブルーズを牽引する存在と目されていた。だが、度重なる怪我の影響もあって彼はこれまで本来の力をなかなか発揮することができていない。気がつけばもう25歳。決して若手とは言えない年齢になってしまった。

そんなロフタス・チークに関して、現地複数メディアは今夏チェルシーが彼の放出を画策しているのではと報道。英『Daily Mirror』などによると、移籍先としては恩師であるサッリ監督が就任したラツィオや、ドイツ方面の複数クラブの名前が挙がっている。やはり、ロフタス・チークはもうチェルシーに必要ない選手となってしまったのか。かつては“NEXTミヒャエル・バラック”と期待された大型MFだが、彼は今キャリアの岐路に立たされている。

だが、それでもロフタス・チークのサイズとフィジカルの強さは貴重だ。身長190cmを超える男が中盤にいるだけで、チームが得るアドバンテージは計り知れない。エンゴロ・カンテやジョルジーニョ、マテオ・コバチッチらとスタメン争いすることは難しいかもしれないが、強引に突破口を開きたいときに投入するジョーカーとしては面白い存在となる可能性がある。守備の部分でまだ拙さはあるものの、短い時間での起用であればそういった部分にも目を瞑ることができるか。

「ルベンが若かった頃、私は彼のファンだった。彼のプレースタイルはミヒャエル・バラックを思い出させるものがあったよ。私はルベンの才能を理解している。なぜ彼のキャリアがうまくいっていないのかがわからない。フラムではよくやったと思うよ。テレビや人づての評価で彼を判断することはできない。そういうことは、まずプレイヤーと一緒に仕事をしてから決めるべきだ。私が何か言うのはそれからだよ。ルベンを判断するのはまだ時期尚早だ。彼は自らの手でその将来を決めることができる」(英『Daily Mirror』より)

チームを指揮するトーマス・トゥヘル監督も、ロフタス・チークのことをまだ諦めていない様子。ここまでは足踏みを強いられている大型MFだが、2021-22シーズンからようやく彼の逆襲劇が始まるのか。ロフタス・チークのブレイクには期待したいところだが、その結末やいかに。

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