ドリブルでかわすだけではダメなのか ウルブズを代表するドリブラーに立ちはだかる大きな壁

トラオレは一皮むける必要がありそうだ photo/Getty Images

まだ25歳と若い選手だ

長くチームを指揮したヌーノ・エスピリト・サントがチームを離れ、新指揮官に元ベンフィカのブルーノ・ラージを招聘したウルブズ。更に昨季は怪我の影響から一緒に戦うことの出来なかったメキシコ代表のラウール・ヒメネスがプレシーズンマッチのトレーニングに参加しており、今後は戦力として数えられそうだ。

このように新しいウルブズとしてスタートしているようだが、21-22シーズンの目標はやはり上位への進出か。昇格以来トップハーフでのフィニッシュをしてきたウルブズだが、昨季は前述したエースの離脱もあって13位で終わっている。

そこで活躍の期待が掛かるのはFWアダマ・トラオレだ。2018年に加入して以降、このポルトガル軍団で出場機会を掴み、ウルブズの代表的な選手としてここまで活躍している。特に上位勢相手には彼のドリブルが刺さる場面は多く、マンチェスター・シティ相手に決めたボックス外からのミドルシュートは印象的だ。

身長は178cmとそこまで大きくないが、彼の鍛え上げられた体は強靭で、フィジカル勝負では無頼の強さを誇っている。しかし、そんなトラオレだが、ここまであまりゴールを決められていないのが少し難点だ。

加入した初年度こそ結果をあげられなかったが、2年目は4ゴール9アシストとまずまずな結果を残した。しかし、昨季は2ゴール2アシストと目に見える結果は残せず、不調のチームを救い出すことは出来なかった。

それでも、ドリブルからの突破は素晴らしいものを持っており、データサイト『WhoScoured.com』のよると、昨季の試合ごとのドリブル成功数が平均4回となっており、トラオレに続くのがペドロ・ネトの2回と数字の高さを証明している。

21-22シーズンのトラオレの目標は、強みであるドリブルでの突破から作り出した違いをどう得点に結びつけるかになりそうだ。トラオレ自身もそうだが、新監督であるラージもどのようにトラオレに変化をもたらすのか、今後の活躍に注目だ。

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