サンチョとリンガードが揃えばさらなる競争力を生む 10名で奪い合う2列目の熾烈なポジション争い

半年で大きく成長したリンガード photo/Getty Images

組み合わせは自由自在だ

オーレ・グンナー・スールシャール政権となってからリーグ優勝はないものの、上位には名を連ねており、好調を維持しているマンチェスター・ユナイテッド。宿敵であるマンチェスター・シティが常に上の順位であることは気がかりだが、年を重ねるごとに確実に戦力アップに成功しており、あとはタイトル獲得だけとなっている。

今季の戦力アップでいえばボルシア・ドルトムントからMFジェイドン・サンチョを獲得している。他の獲得候補としてレアル・マドリードのラファエル・ヴァランやレンヌのエドゥアルド・カマヴィンガなどワールドクラスの選手の名前が挙がっており、活発な移籍市場となりそうだ。

そんなマンUだが、補強以外での戦力アップに成功している。昨季、ウェストハムでブレイクを果たしたジェシー・リンガードがチームに戻ってきている。ウェストハムの指揮官であるデイビッド・モイーズは買い取りを進めると話していたが、スールシャールはリンガードを来季の計画に入っていると発言しており、リンガードの来季の居場所はマンUとなりそうだ。

サンチョとリンガードの新しい2列目のアタッカーを手に入れたマンUだが、そのポジションには既にブルーノ・フェルナンデス、メイソン・グリーンウッド、ダニエル・ジェイムズ、マーカス・ラッシュフォード、ファン・マタが在籍している。更にオプションでの起用も考えると、アントニー・マルシャル、ポール・ポグバ、ドニー・ファン・デ・ベークと計10名でポジションを争うことになる。

現状の2列目のスタメンはトップ下にフェルナンデス、右にグリーンウッド、左にラッシュフォードだが、ラッシュフォードは肩の手術から開幕2ヵ月は出られないといった情報も出ており、そこで頭角を現すのはサンチョかリンガードか。または、昨季の中盤以降に見られたポグバのサイドハーフ起用も面白い。

このように人材豊富な今のマンU。リンガードのレンタルバック一つでもフェルナンデスに代わる新たなチャンスメイカーになる可能性も十分あり、来季スールシャールがどのように起用するのか、非常に楽しみである。

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