もっと上位のクラブにも移籍できたはず? イングランド代表DFの決断に疑問の声

アーセナルへの移籍決定が間近に迫っているとされるホワイト photo/Getty Images

アーセナル移籍近づくCB

選手が下した決断に、他人が口を挟む余地はない。しかし、それでも彼はもっと素晴らしいステップを踏むことができたのではないか。現在、イングランドではアーセナル移籍が近づくリーグ屈指のCBに関してそんな議論が交わされている。

そのCBとは、ブライトンに所属するイングランド代表DFベン・ホワイト(23)だ。昨季プレミア36試合に出場し、EURO2020ではスリーライオンズのメンバーにも名を連ねた同選手。中堅クラブ所属の選手ではあるものの、実力はリーグ屈指といっていいだろう。その活躍ぶりから、今夏は複数の上位クラブが争奪戦を繰り広げるとされていた。

そんななか、ホワイトの獲得を決定的としたのがアーセナルだ。英『Daily Mail』によると、両クラブ間での合意はすでになされており、詳細を詰めたのち近日中にも移籍が公式発表される見通しになっているとのこと。しかし、現地ではこのホワイトの決断に疑問を感じる人が後を絶たないのだ。

先日はクリスタル・パレスの元オーナーであるサイモン・ジョーダン氏が「どうしてホワイトはアーセナルに行きたがるんだろうか。ブライトンからガナーズへの移籍は確かにステップアップと言えるが、彼ほどの実力があればもっと上位のクラブにも移籍できたはずだと思うよ」と発言。そして今回、その流れに続いて今度は元イングランド代表DFダニー・ミルズ氏が声を上げている。

「私はホワイトがアーセナルを選んだことに驚きを隠せないよ。私は彼がアーセナルでプレイする選手よりも優れていると思う。トロフィーを勝ち取るに値する選手なのに、アーセナルで何を勝ち取れるというんだ? 運が良くてリーグカップやFAカップくらいのものだと私は思うね。ホワイトは並外れた選手だ。アーセナルにとっては素晴らしいサインとなるだろう。でも、やはり疑問を感じずにはいられない。CBを探しているはずのユナイテッドが彼の獲得に向かわなかったことには少し驚いているよ」(英『talkSPORT』より)

ホワイトからしてみれば、“余計なお世話”といったところかもしれない。しかし、ミルズ氏らの意見も理解できる部分があるのは確かだ。なにしろ、昨季のアーセナルはプレミアを8位でフィニッシュ。いくら名門といえど、優勝争いに絡むことができる力があるかは微妙と言わざるを得ない。

他人にどうこう言われるような問題ではないが、そのキャリアプランに各方面から疑問の声が寄せられるホワイト。今後アーセナルをリーグ優勝に導けば周囲の雑音は消えるはずだが、はたして。

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