「ネイマールは過大評価」 真のスーパースターへW杯までの“1年”が勝負に

ネイマールはブラジルをW杯制覇へ導くか photo/Getty Images

W杯は来年がラストチャンスか

ブラジル代表FWネイマールがワールドクラスの選手なのは間違いないが、ややサッカーファンの間でも評価が分かれる傾向にある。

中には、ネイマールは過大評価されている選手との意見もあるのだ。

ネイマールにはブラジル代表のエースとして2014年、2018年のワールドカップ制覇が期待されていたが、両大会では目標を達成できなかった。
クラブの方ではバルセロナ時代にチャンピオンズリーグを制覇したが、チームには絶対的エースのリオネル・メッシがいる。バルセロナでは常にメッシが主役となるため、当時のネイマールはどこか脇役の印象があった。その状況を変えるべくパリ・サンジェルマンへと向かったはずだが、ここまでチャンピオンズリーグは制覇できていない。評価が伸び悩む理由があるとするならば、ここだろう。

伊『Tuttomercato』にてネイマールへ正直な思いを口にしたのは、かつてガンバ大阪でもプレイした経験を持つ元ブラジル代表のルイス・ミューレル氏だ。

「ネイマールは過大評価されている。彼はバロンドールを獲得したこともなく、PSGが支払った移籍金ほどの価値はない」

やはりこの評価を覆すには、ブラジル代表でワールドカップを制するか、パリをチャンピオンズリーグ制覇へ導くしかないだろう。残念ながらリーグ・アンを制覇するだけでは物足りない。

ワールドカップは来年のカタール大会が年齢的にもラストチャンスになるかもしれない。世界の誰もが認めるスーパープレイヤーになるには来年までの戦いが1つの勝負となるが、ネイマールは世界が求める結果を出せるのか。

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