勝負を分けたユンカーの決定力 浦和を勝利に導いたのはエースの一発

一発を逃さなかったユンカー photo/Getty Images

天皇杯3回戦でSC相模原と対戦

浦和レッズは天皇杯3回戦が行われSC相模原と対戦。両者決め手に欠く試合となったが、途中出場のキャスパー・ユンカーのゴールで浦和が1-0と勝利した。

勝負を分けたのは一瞬だった。87分に白井達也のパスをカットすると、そのまま相手を抜き去りGKとの1対1も難なく決めてゴールを奪う。ユンカーの持ち味でもある積極的なプレッシングからチャンスをつくると、最後は自ら勝負を決めた。

浦和を勝利に導いた要因は、ユンカーの判断の早さと決定力の高さだった。ゴールへ向かう方向に相手のボールを奪うと、GKとの1対1も右脇の間を狙うなど決定力を見せつける。前半から再三のチャンスをものにできない姿をベンチから見ていたユンカーが、自らの力で浦和に勝利をもたらした。
天皇杯のラウンド16は京都サンガF.C.と対戦。曹貴裁監督率いる京都には、森脇良太など元浦和の選手が多数所属する。J2でも上位を走る相手に対して新生・浦和レッズが勝ち残ることができるのか。ユンカーのゴールに再び期待したい。

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