GKの足元に不安アリ!? スペインが注意すべきイタリア戦のポイントとは

スイス戦ではヒーローとなったシモン photo/Getty Images

日本時間7日に行われる

EURO2020では決勝トーナメントへ進出し、好調を維持しているスペイン代表。ベスト16以降もクロアチア戦、スイス戦と2試合連続でのPK戦の末、白星を掴んでおり、準決勝まで駒を進めた。連戦での120分間の戦いと疲労面で心配されるが、あと2回勝利すれば欧州選手権のタイトルを手にすることができるところまできた。

しかし、そのスペインの復活を阻止するかのように立ちはだかるのが次の対戦相手のイタリアだ。アッズーリはここまで全勝で勝ち上がってきており、今大会最強の敵となるだろう。また、スペインがここまで継続してきたポゼッションサッカーを自分たちの思うように組み立てられない可能性が高い。

イタリアは主にハイプレスとリトリート、2種類の守備戦術を使ってくる。リトリートに関しては普段から相手を押し込むサッカーを展開しているラ・ロハであれば攻略のカギを見つけられる可能性はあるが、ハイプレスになった際に後手に回る可能性がある。

スペインはここまでの全試合で試合終了時のボール保持率が60%を超えている。この数字からも分かるがポゼッションサッカーを信条としており、試合を通して敵陣でプレイすることが多い。だが、イタリアはそれを阻止するべく、ハイプレスを仕掛け、自陣でのビルドアップ時のミスを誘発させに来るだろう。ベスト8ではベルギーに対し、敵陣でのボール奪取からのショートカウンターでイタリアが先制に成功している。スペインとしては、なるべくこの形を作らせずに攻撃を組み立て、攻勢を強めたい。

しかし、組み立ての肝となるGKのウナイ・シモンの足元でボールを扱う技術に少し不安がある。ここまでの試合を見ても、プレッシャーの少ない場面では余裕を見せてプレイしているが、ルーズボールの処理時には少し慌てる素振りを見せており、信頼度は低い。幸い、彼を除く選手たちは足元でボールを扱う技術が高く、シモンの出来でハイプレスを回避できるかが決まるだろう。ここまでPK戦でヒーローとなったシモンだが、イタリア戦でも彼の価値を示さなければならないようだ。

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