シックの50m弾はEURO歴代ベストゴールなのか 過去大会のスーパーゴールと比較

初戦でスーパーゴールを決めたシック photo/Getty Images

スコットランド戦で衝撃のゴールを決める

11日よりUEFA EURO2020が開幕し、連日欧州のトップレベルの選手たちが熱戦を繰り広げている。各地で素晴らしいゴールが決められてきたが、現在もっともスーパーゴールだったといえるのは、チェコ代表のパトリック・シックがスコットランド代表戦で決めた2点目だろう。

シックは相手陣内のハーフウェイライン近くからGKが上がっていたことを確認すると、すぐさまシュートを選択。蹴られたボールはゴールネットに吸い寄せられ、懸命に戻ったGKも防ぐことはできずにゴールとなった。

これからシックに並ぶゴールが出ない限り、今大会のベストゴールはシックで決まりだろう。過去のゴールを比べても50mを超えるゴールはあまり見ない。今大会でチェコが躍進となった場合は、なおこのゴールが大きく取り上げられるはすだ。現状EURO2020のベストゴールがシックといわれても異論はない。

では過去の大会のゴールたちと比べたらいかがだろうか。前回大会でのスーパーゴールといえば、決勝トーナメント1回戦のスイス代表vsポーランド代表でのジェルダン・シャキリのボレーシュートだろう。浮いたボールに対してまるで漫画のゴールのようなシュートでゴール右隅に決まった。これが決まった当初から、この大会のベストゴールと称されている。

EURO2012では準決勝でドイツと対戦したイタリアのマリオ・バロテッリの2点目だろうか。後方からのロングボールに対して最終ラインを破ると、ペナルティエリア外からミドルシュートを突き刺してゴールを決めた。これにはマヌエル・ノイアーも動けず。ゴールを決めた後のパフォーマンスも含めて話題となった。

またEURO2004で決めたスウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチのゴールもスーパーゴールだった。イタリア戦で記録した同点ゴールは、混戦からかかとでゴールネットを揺らした。このイブラヒモビッチの得点でイタリアと引き分けたスウェーデンは、予選グループで勝ち点5で3チームが並び首位通過を果たす。逆にこの得点を決められたイタリアは、デンマークにも屈して3位で敗退した。英紙『Daily Mail』ではシックのゴールが、それらを超える得点だと紹介している。

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