ワイナルドゥムの後釜は“ファビーニョ+チアゴ” 若返りと強化を図るリヴァプールが狙うMFは

ボルシアMGで主力として活躍するノイハウス photo/Getty Images

ボルシアMGでレギュラーを勝ち取る

来季からパリ・サンジェルマンへと移籍が決まったジョルジニオ・ワイナルドゥム。昨季はプレミアリーグ全試合に出場した彼の後釜探しは、今季のリヴァプール最大の補強ポイントだろう。

そんなリヴァプールが早くから目を付けていたプレイヤーがワイナルドゥムの退団の影響で、いよいよやってくるかもしれない。ボルシアMGのフロリアン・ノイハウスだ。

彼は近年のブンデスリーガでも高い評価を得る24歳。“ネクスト・クロース”とも言われるMFは、ボールコントロールのうまさと、針の穴を通すような高精度のパスを出せるプレイヤーだ。その上に激しいフィジカル勝負にも屈しない守備力を兼ね備える。そんなパスと守備のどちらもこなせるタイプだ。
今季はチアゴ・アルカンタラがチームに加わった。彼の獲得によってチームは、従来のショートカウンターのスタイルに加えてパスで崩しながら得点を狙えるチームへと強化を図っている。そんな中でノイハウスは、ワイナルドゥムの後釜としてはもちろんのこと、ファビーニョにもチアゴにもなれる存在へと大きな期待が持てる逸材だろう。

地元紙『Liverpool Echo』でも彼への興味が取り扱われており、クロップ監督も以前から高い評価を与えている模様だ。ノイハウスはバイエルンなども獲得を狙っているようだが、移籍市場が本格化する頃には争奪戦が繰り広げられそうだ。

来季の中盤強化に向けて彼の獲得は大きい。若返りという意味でもノイハウスは非常にいい影響をもたらす。リヴァプールは今夏の移籍マーケットでどのような動きを見せるだろうか。

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