タックルもパスも高水準な“18歳”の怪物 ついにメガクラブへの扉を開くとき

レンヌで着実に成長するカマビンガ photo/Getty Images

ステップアップへの準備は整った

かねてより各方面から“次世代のワールドクラス候補”との評価を受けるフランスの若き怪物MFは、いよいよステップアップを果たすこととなるのだろうか。レンヌに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガ(18)の去就には、今夏も引き続き注目が集まっている。

2019-20シーズンに当時まだ16歳ながらリーグ戦35試合に出場し、1試合平均2.56回のタックルを仕掛けるなどハイレベルな数字を残したカマビンガ。フランスの先輩であるポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)に喩えられることもあるオフェンス能力、ひいては前述したタックル数にも表れているような守備力も魅力的な同選手。「センス抜群のボール奪取は、もはや芸術品」(仏『FootMercato』)なんて評価も現地にはある。

そんなカマビンガだが、昨夏は移籍が噂されながらもレンヌにとどまることとなった。大きな理由としては、同クラブが今季のチャンピオンズリーグ出場権を保有していたことが大きかったとされる。いきなりビッグクラブでCLを経験するよりも、慣れ親しんだクラブで一度空気を味わっておく。この過程を代理人が重視したとも『FootMercato』は伝えている。

しかし、その貴重な経験も今季はしっかりと積んだ。そうなれば、いよいよ夏の移籍市場ではビッグクラブへの移籍ということになるか。まだ18歳ではあるものの、今季リーグ・アンでは90回のタックル数や88.84%のパス成功率、76.06%のロングパス成功率など、あらゆるスタッツで優秀な数値を叩き出しているカマビンガ。ビッグクラブに活躍の場を移しても、ここまでの成績を残しているとなれば通用する可能性は高いか。

「レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンのようなチームに興味を持たれているのは、素直に嬉しいことだね。だけど、本当にまだ何も決まっていないんだ。嘘をつくつもりもない。家族と相談だね」(スペイン『AS』より)

まだ将来のことはわからないとしつつも、移籍の可能性について否定はしなかったカマビンガ。今はシーズンに集中ということになるだろうが、新天地への扉は開かれているようだ。

現地各メディアによると、現在ポールポジションに立っているのはレアルとのことだが、はたしてフランスで躍動する若き怪物MFは今夏どのような決断を下すこととなるのだろうか。パスも出せてボールも刈り取れるマルチな才能を持った18歳。成長の場は慎重に選んでほしいところだ(記事内スタッツはデータサイト『Sofa Score』より)。

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