イヘアナチョ・ドリームは依然継続中 ゴールの次はアシストが止まらない?

成長が止まらないイヘアナチョ photo/Getty Images

キャリアハイを更新し続けるイヘアナチョ

すでに終盤を迎えたプレミアリーグ。上位勢にはいつも通りの面々に加え、近年力を付けてきたクラブが名を連ねている。その一つがレスター・シティだ。2019年からブレンダン・ロジャーズが指揮を執るこのクラブは着々と実力を付けており、第33節終了時で3位と上々の成績である。好成績の一つの理由として全体のパフォーマンスの向上が挙げられるが、最大の要因はイヘアナチョの覚醒だろう。

2月3日のフラム戦から始まったこのイヘアナチョ・ドリームは好調レスターの象徴と言えるだろう。リーグ戦でも10点の大台に乗せており、もちろんキャリアハイの数字だ。

そんなゴールハンターとして名を挙げているイヘアナチョだが、近い未来彼がアシストマシーンと言われる日も近いかも知れない。今季はここまでリーグ戦で1アシストと少ないが、24日に行われたクリスタル・パレス戦では何度も味方に素晴らしいラストパスを供給している。後半90分にはバイタルエリアで敵を引き付けつつ、完璧なタイミングでアジョセ・ペレスにラストパスを出している。結果は相手GKに止められてしまったが、ゴールになっていてもおかしくないほどのお膳立てだ。

以前からピッチ内での冷静さに定評のあったイヘアナチョだが、得点を量産して自信がついたのかラストパスの精度が成長しているように思える。データサイト『WhoScored.com』によればこの試合で4つのキーパスを記録しており、彼のチャンスメイク能力は本物と言える。

今季も残りの試合数は少ないが、ゴールアシスト共に記録を伸ばし続けて欲しい。

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