久保、岡崎、乾、武藤 残留争いのなか苦闘するラ・リーガ日本人選手

ウエスカで得点源となることが期待されていた岡崎 photo/Getty Images

所属クラブがいずれも下位に低迷

今季の欧州リーグも終盤に差しかかり佳境を迎えている。各リーグで優勝争いや残留争いが繰り広げられる中で気になるのがリーガ・エスパニョーラで奮闘を続ける日本人選手たちの状況である。

久保建英はレアル・マドリードからのローンでビジャレアルで開幕を迎えた。しかし、出場機会に恵まれず冬の移籍市場でヘタフェに新天地を求めたものの、ここまで1アシストのみと昨季マジョルカで放ったインパクトを残せていない。直近のレアル戦でも出番なしに終わっており、19歳の日本代表MFは苦闘のシーズンを送っている。

昨季チームトップとなる12ゴールを記録するなどエースに君臨し、ウエスカの2部優勝と1部昇格に大きく貢献した岡崎慎司。34歳で迎えたスペイン1部の舞台で開幕当初はレギュラーとして先発に名を連ねていたが、故障離脱やチームの不振による監督交代もあり序列が変化。降格圏を脱するなどチームの状態は上向きつつあるものの、日本代表FWは出場機会を減らしている。

スペインで日本人コンビが形成されたのが今季のエイバル。乾貴士は開幕から好調を維持しレギュラーに定着していたが、チームの不振による戦術変更もあり中盤戦からベンチに座る機会も増え始めた。一方、得点源としても期待されリーガに初上陸をはたした武藤嘉紀も、ここまで公式戦で3ゴールと日本やドイツでみせてきた姿は鳴りを潜めている。エイバルは現在最下位に位置し、チームとしても2部降格の危機に瀕している。

いずれの選手にも共通するのがクラブの成績とともに監督や戦術に変化が見られ、不遇となっているところ。残留争いにおかれたチームに勝ち点をもたらす結果を出し存在感を示したいところだが、出場機会を減らしその機会も失いつつある。チームを1部残留に導く意味でも、自身の存在をスペイン1部の舞台で示すためにも限られたなかで目にみえる結果がほしいところだろう。

残留争いにおかれたチームにおいて苦しい戦いが続くラ・リーガの日本人選手たち。スペインで奮闘するサムライたちが存在感を高める活躍をみせられるのか。終盤にかけて勝負どころが続いていく。

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