ユヴェントス時代のポグバをも超える? アヤックスが育てる新たな才能

アヤックスで頭角を現しているグラフェンベルフ photo/Getty Images

身長190cmの大型MF

近年、アヤックスが生んだ若きタレントといえば、やはりバルセロナへ移籍したMFフレンキー・デ・ヨング(23)とユヴェントスへ移籍したDFマタイス・デ・リフト(21)が思い浮かぶ。この2人はオランダ代表でも主力となっており、アヤックスでは2018-19シーズンにチャンピオンズリーグでベスト4進出にも貢献。現在のサッカー界を代表するヤングスターと言えるだろう。

そんなアヤックスから、またも新たなワールドクラスのヤングタレントが出てくるのか。今季オランダの名門で、18歳の大型MFが頭角を現している。

その18歳とは、MFライアン・グラフェンベルフだ。身長190cmの大柄な体躯が目を引く同選手だが、注目すべきはその柔らかなボールタッチ。華麗なダブルタッチで相手をいなすプレス回避能力はピカイチで、創造性豊かなワンタッチでのパスからもパサーとしての才能の片鱗を感じることができる。高身長ながら優れたボールテクニックを有しているという点で、プレイスタイルはマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバに近いものがあると言っていいだろう。

ポグバもユヴェントスで若い頃から鮮烈なパフォーマンスを披露していただけに、グラフェンベルフも早いうちからワールドクラスの称号を手に入れることができるか。3月のインターナショナルマッチウィークではオランダA代表デビューも飾っており、同国内における彼への期待値は日に日に高くなっている。しかし、そんなグラフェンベルフの才能はポグバをも凌駕するものなのか。アヤックス・アカデミー時代に彼を指導したブライアン・テフェレイデ氏は、この若者の才能を次のように評価する。

「フランク・ライカールトも背の高い選手だった。だから、私はライアンに彼の姿を重ねているよ。だけど、技術的な面でいえば彼はポグバに似ているかな。しかも、今のライアンはユヴェントスで最高の時間を送っていた頃のポグバより良いバージョンを持っているかもしれない。ピッチ上で彼は本当に支配的なんだ。次のステップはビッグクラブということになるだろうね。私は彼が間違いなくそこで大きな成功を収めることができると信じているよ」(英『Daily Mirror』より)

現在のグラフェンベルフは、ユヴェントスで試合に出始めた頃のポグバをも超えるレベルに到達しているかもとテフェレイデ氏。現在はそのユヴェントスやマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナといったクラブが獲得に興味を示しているとされるが、はたしてこの18歳はステップアップ先でも周囲のレベルに問題なく適応できるほどの逸材なのだろうか。プレイを見る限り、備えている能力は間違いなく高いだけに、近い将来におけるグラフェンベルフのワールドクラス化には大いに期待したいところだ。

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