レアルからたった“1名”のみ スペイン代表から減っていく銀河系戦士

イスコも代表の中心選手になっていくことが期待されたが…… photo/Getty Images

代表での影響力は落ちている

2010年のワールドカップ・南アフリカ大会やEURO2012を制していた頃のスペイン代表は、バルセロナとレアル・マドリードから多くのプレイヤーが選ばれていた。

しかしあれから約10年の時が経ち、メンバー構成は大きく変わった。先日発表されたスペイン代表メンバーでバルセロナの選手は3人、レアルに至ってはDFセルヒオ・ラモスたった1人だった。

バルセロナからは左サイドバックのジョルディ・アルバが復帰し、さらにベテランのMFセルヒオ・ブスケッツ、今季大ブレイクしているMFぺドリの3人が選ばれているが、やはり以前に比べると代表での影響力は落ちている。

特に気になるのはレアルの方だろう。もっと若いスペイン人選手に頑張ってほしいところなのだが、イスコ、マルコ・アセンシオ、アルバロ・オドリオソラといった選手たちが思うように伸びてこない。今夏にはEURO2020が控えているが、彼らの立場は微妙だ。

攻撃的プレイヤーながらサイドバックでも奮闘してきたルーカス・バスケスは代表メンバーに入ってもおかしくないが、今回は代表監督ルイス・エンリケの構想に入らなかった。

バルセロナの方は怪我で離脱している19歳のFWアンス・ファティも本調子なら代表に入ってくるはずで、ぺドリと一緒にスペイン代表を長く引っ張っていけるだろう。若手育成という点において、今季の収穫が大きかったのは明らかにバルセロナの方だ。

レアルでは他にもサイドバックとセンターバックの両方をこなし、2018年のワールドカップ・ロシア大会で度肝を抜くボレーシュートを決めたナチョ・フェルナンデスもいるが、EURO2020までにアピールできるだろうか。代表に送り込む選手が34歳のラモス1人というのはあまりに寂しいだろう。

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