ついに柏の“万能アタッカー”が日本代表初招集 江坂任は攻撃に幅をもたらす

昨季から柏攻撃陣の中心として活躍が目立っていた江坂は、ついに日本代表へ選出された photo/Getty Images

期待したい28歳の躍動

日本サッカー協会(JFA)は18日、3月25日の韓国代表戦(国際親善試合)と30日のモンゴル代表戦(W杯アジア2次予選)に向けた日本代表メンバー23名を発表した。そのうち、今回が初選出となったのはGK前川黛也(神戸)、DF山根視来(川崎F)、DF中谷進之介(名古屋)、DF小川諒也(FC東京)、MF江坂任(柏)、MF原川力(C大阪)、MF川辺駿(広島)、MF坂元達裕(C大阪)の8名となっている。

そんな初招集組のなかでも、注目したいのは柏レイソルの江坂だ。今季はここまで得点力不足に喘いでいる柏だが、江坂が試合中に見せるクオリティは昨季と変わらない。なかでも、アイデア豊富で相手の意表を突くパスは確実に相手の脅威となっており、17日に行われたサガン鳥栖戦では鮮やかなヒールパスからチャンスを創出するシーンも。前線に違いを生み出す存在となっているのは間違いなく、今季も柏の攻撃陣は江坂を中心に回っている。一発のパスで味方のプレイスピードを変えることができる選手。そう表現していいだろう。

その一方で、江坂はパスの受け手としても優秀だ。昨季の柏ではFWオルンガの得点力にばかり注目が集まっていたが、江坂はその陰でリーグ戦9得点を挙げている。これはアシスト数と同じ数字だ。左右両足から放つことができるコントロールショットは絶品で、身長175cmながらヘディングも強い。巧みなチャンスメイクだけでなく、江坂にはフィニッシャーとしての役割も期待することができるだろう。

そういった特長を持つだけに、森保一監督としても江坂は使いやすいはず。今回はFW登録の選手として大迫勇也(ブレーメン)と浅野拓磨(パルチザン)が選出されているが、彼ならどちらの選手と組んでも一定レベルの連携を見せてくれるか。ポストプレイが上手い大迫なら一度預けてから追い越す動き、スピード自慢の浅野ならタイミングを見計らったスルーパス。そのほかにも、MF鎌田大地とならそれぞれが役割を入れ替えながら相手を翻弄するという、自由度の高い中央突破を見せることができるかもしれない。

今回が初選出ではあるものの、期待値は非常に大きい江坂。柏の攻撃陣を牽引する“万能アタッカー”は、日本代表の前線にも違いをもたらすことができるか。森保ジャパンにJ屈指の実力者が殴り込みをかける。

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