プリシッチ&マッケニーに続けるか 米国産ストライカーがドイツで急成長の予感

ブレーメンでブレイクの予感を漂わせるサージェント photo/Getty Images

ブレーメンで輝く21歳の点取り屋

近年、ドイツ・ブンデスリーガでアメリカ人選手の台頭が著しい。ドルトムントのMFジョバンニ・レイナ(18)、RBライプツィヒのMFタイラー・アダムス(22)、バイエルン・ミュンヘンからホッフェンハイムにレンタルされているDFクリス・リチャーズ(20)など、同国からは活きのいい若手が次々と頭角を現している。現在チェルシーでプレイするFWクリスティアン・プリシッチ(元ドルトムント)やユヴェントスのMFウェストン・マッケニー(元シャルケ)も、ブンデスリーガで経験を積んでから他リーグのビッグクラブへと羽ばたいていった選手だ。

そんな、近年ドイツでブランド化されつつあるアメリカ人選手だが、またも彼らのなかから本格ブレイクを果たす選手が出てくるのか。ブレーメンに所属するFWジョシュ・サージェント(21)が勢いに乗ってきた。

昨季からコンスタントに出場機会を獲得し、徐々にチームでの序列を高めていたサージェントだが、ここにきて彼は得点の奪い方というものを理解したのか。今季の同選手は第22節ホッフェンハイム戦まではリーグ戦20試合に出場してわずか2ゴールしか挙げることができていなかったものの、突如として得点を量産し始めた。第23節フランクフルト戦以降の直近4試合では、3ゴールを奪う活躍を披露。かねてより才能の片鱗は垣間見えていたが、近頃はそれに結果も伴うようになってきている。

その要因となっているのは、彼の放つシュートの正確さか。今季のサージェントはここまでリーグ戦で計26本のシュートを放っているが、そのうち実に69.2%(18本)が枠を捉えている。これは、今季ブンデスで25本以上シュートを放っている選手の中でトップの数字。コース自体はまちまちだが、大前提としてシュートは枠に飛ばなければ決まらない。そういった点で、サージェントはストライカーとしてやるべきことをしっかりと実行できていた。だからこそ、彼は今の結果を得ることができているのだろう。

所属チームの状態は芳しくないが、そのなかでも着実に成長を続けるサージェント。この調子で得点を継続して量産することができれば、彼もまたプリシッチやマッケニーのようにステップアップを果たすことができるだろう。ブンデスから再度若いアメリカ人選手がトップクラブへ向かう日も、そう遠くはないのかもしれない。

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