清武&酒井以来の日本人アベック弾 堂安&奥川がビーレフェルトを残留に導くか

ゴールを喜ぶ奥川と堂安 photo/Getty Images

日本人コンビでレヴァークーゼン撃破に貢献

ドイツのブンデスリーガは現地時間3月14日に第25節が行われ、アルミニア・ビーレフェルトがレヴァークーゼン相手に2-1で勝利を収めた。残留争いにおかれたチームの中で強豪撃破に貢献したのが堂安律と奥川雅也の日本人コンビである。

この試合で堂安は2トップの一角として、奥川は左のサイドハーフの位置でスターティングメンバーに名を連ねた。しかし、前半立ち上がりからレヴァークーゼンにボールを圧倒的に支配されるなか、2人とも守備に奔走するなど劣勢に立つ時間が長くなる。

そんな中でまず魅せたのが堂安。前半17分に右サイドからクリスティアン・ゲバウアーのクロスに走り込んだ日本代表MFは、ニアサイドで巧みなスライディングで合わせ先制点。今季4点目となる貴重なゴールをビーレフェルトにもたらす。

この試合の堂安は攻撃面でチームの中心選手としての働きを見せる。前線でタメを作る動きやプレスバックでの奮闘、またゴール前でのドリブルやセットプレイからレヴァークーゼンのゴールに迫るシュートを放った。

一方の奥川は前半、レヴァークーゼンのサイドアタッカーであるムサ・ディアビの突破に対して左サイドバックのアンデルソン・ルコキのサポートに回る時間が長くなる。それでも、サイドの守備者として自身のタスクをしっかりとこなす。

そんな奥川にチャンスが巡ってきたのが後半12分。カウンターから左サイドのルコキのパスを日本人MFはゴール前でフリーで受ける。相手ゴールキーパーとディフェンスがいる中冷静なコントロールでゴールに流し込み、待望のブンデスリーガ初ゴールとなるチーム2点目を挙げる。

その後相手に1点を許すも、そのままリードを守りきり試合は2-1で終了。欧州カップ戦出場権を狙う上位のレヴァークーゼン相手にビーレフェルトが日本人コンビの力で勝利を掴み取り、降格圏から脱出することに成功した。

日本人選手が同チームでアベックゴールを決めたのは、2016年に当時ハノーファーに所属していた清武弘嗣と酒井宏樹が記録して以来2回目のこと。今季PSVからローンで加わり中心選手に君臨する堂安と冬の移籍市場でザルツブルクから加わった奥川。この2人でもたらしたこの日のゴールは自身にとってもチームにとっても大きなものだろう。

レヴァークーゼン相手に金星ともいえる勝利をつかんだビーレフェルトだが、依然として残留争いは続くことになる。そんな中で堂安と奥川の日本人コンビには、この試合で見せたような守備での奮闘や攻撃でゴールやアシストに絡む働きが引き続き期待されていくだろう。

強豪レヴァークーゼン相手にゴールを決め勝利に貢献する働きを見せた堂安と奥川。ビーレフェルトの日本人コンビが残留争いにおかれたチームの中でどのような活躍を見せるのかは引き続き注目だ。

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