「新たなファン・ダイクだ!」 リヴァプールを支える“万能”の主将

チームの緊急事態を救うべく、CBとしての出場が続くヘンダーソン photo/Getty Images

ファビーニョと共に守備陣を牽引

2020-21シーズン前半戦、相次ぐ主力センターバックの負傷離脱に苦しんだリヴァプール。昨季プレミアリーグ制覇の屋台骨となったオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクや、イングランド代表DFジョー・ゴメスの離脱はレッズにとって大きな痛手となった。

しかし、リヴァプールはそんな緊急事態をなんとか切り抜けんと奮闘している。現地時間7日に行われたマンチェスター・シティ戦でこそ首位相手に4失点を喫してしまったが、それ以前のリーグ戦10試合で同クラブが記録していた失点数はわずか「6」。この期間に問題となっていたのは守備陣よりも、むしろなかなか火の点かない攻撃陣だったことは記憶に新しい。

そんな同期間のリヴァプールにおいて、最終ラインを支えていたのが優秀な代役選手たちだ。なかでも、巷で注目されているのは今季早い時期からCBにポジションを移して、素晴らしいパフォーマンスを披露したMFファビーニョ。身長188cmのサイズと優れたフィジカルを前面に押し出した守備スタイルで、同選手はチームの守備を下支え。ここまであらゆる守備スタッツでチームトップの数字を叩き出している。

だが、その隣にいるもう一人の男の活躍も見逃せはしない。チームの緊急事態を受け、ファビーニョの相方として奮闘しているMFジョーダン・ヘンダーソンだ。常に周囲に気を配り、卓越した読みの鋭さでボールハントを行う主将もまた、ファビーニョ同様コンバート先で異彩を放っていることは間違いない。そんなヘンダーソンの活躍をクラブOBのホセ・エンリケ氏も絶賛。この主将を“新たなファン・ダイク”と称し、次のように語っている。

「ヘンドはチームの新たなファン・ダイクだよ! ミルナーも先日は彼について『CBでも彼はうまくやる』と言っていたね。ピッチ上のどこであって、ヘンドは勝負できるんだ。加入当初は批判を受ける時期もあったが、彼がリヴァプールに来たのはまだ21歳のときだった。私もニューカッスルへの移籍でプレミアに初めて来たのは同じ年齢の時だったから、気持ちはわかるよ。でも、時間をかけて彼は素晴らしいキャプテンになった。ヘンドは世界中全ての子どものお手本になるよ」(英『Daily Mirror』より)

不慣れなポジションを任されても、そのなかで最高のパフォーマンスを提供し続けるリヴァプールの頼れる主将。やはり中盤で起用したい選手ではあるものの、この緊急事態おいて奮闘した彼に皆頭が上がらないはずだ。

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