22試合で驚異の“60ゴール” ジェラードが作り上げた超攻撃軍団が凄い

圧巻の攻撃力披露するレンジャーズ photo/Getty Images

今欧州で1番得点を奪っているチーム

今季欧州5大リーグで最も多くの得点を奪っているクラブは、バイエルンだ。全てのコンペティションを合わせて51得点を挙げており、さすがに攻撃力は高い。

しかし、そのバイエルンをも上回る数字を残しているクラブがある。欧州5大リーグではないが、スコットランドで快進撃を続ける古豪レンジャーズだ。スティーブン・ジェラードが指揮していることでも話題のレンジャーズは、今季全コンペティション合わせ22試合戦って未だに負けがない。

攻守両面で圧巻のパフォーマンスを続けており、ここまで22試合こなして60得点を奪っているのだ。バイエルンの場合は15試合しかこなしていないため、試合数には差がある。とはいえ、レンジャーズの得点力が圧巻なのは事実だ。英『Daily Mail』もバイエルンを上回っていることに驚いている。
リーグ戦の方では今月8日にハミルトンを8-0で粉砕し、続く22日のアバディーン戦は4-0で勝利するなど、とにかく強い。スコットランドといえば長らくセルティックが支配していたが、今季は15試合を終えた段階でレンジャーズが12勝3分で首位。41得点3失点と圧巻の成績を残しており、2位セルティックとはすでに11点の勝ち点差がついている。セルティックの方が2試合消化は少ないが、それでもレンジャーズが有利な立場にあるのは間違いない。

ヨーロッパリーグの方でもグループステージでポルトガルの名門ベンフィカ相手に3-3、2-2と2試合続けて引き分けるなど、欧州でも戦う力を身につけている。ジェラードはサッカーファンの誰もが知るリヴァプールのレジェンドプレイヤーだが、指揮官としても名将になる素質を備えているのかもしれない。

将来的にはリヴァプールで指揮を執ってほしいと考えているサポーターも多いはずで、ジェラードがレンジャーズで結果を出している現状を喜んでいることだろう。

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