ファティ&プイグに続け バルサの未来担う2人の“若手テクニシャン”にチャンスを

バルセロナ期待のペドリ photo/Getty Images

若返りは大きなテーマ

昨季のバルセロナでは、後半戦に入ってからFWアンス・ファティとMFリキ・プイグの若手2人がブレイクを果たした。

特に17歳のファティはスペイン代表にまで選ばれることになり、昨季だけでその名前は世界中に知れ渡ることとなった。

今季からバルセロナはロナルド・クーマンが指揮しているが、積極的な若手起用は続くことになるかもしれない。
ブレイクの期待がかかるのはポルトガルのブラガから合流した20歳のFWフランシスコ・トリンカオ、ラス・パルマスから合流した17歳のMFペドリの2人だ。

この2人は先日3-1で勝利したジムナスティックとのテストマッチにも出場しており、まずまずの評価を得ている。

トリンカオは右ウイングを主戦場とするレフティーで、ドリブルが1つの大きな武器だ。ペドリもアンドレス・イニエスタと比較されるなど、高度なテクニックを持つスペインの有望株として国内で以前から有名だった。

スペイン『MARCA』によると、クーマンも2人のクオリティを認めている。

「ペドリは素晴らしいタレントだ。彼は17歳で、我々の未来にとって重要だ。トリンカオのポジショニングも好きだ。時にカットインしたり、時に外側へ行ったりとね。彼にもクオリティがあるから、スピードとリズムに適応しないといけない。彼の補強は素晴らしいものだ」

バルセロナではややベテランが目立っており、若返りは今後の大きなテーマだ。ファティ、プイグの出番も維持しつつ、トリンカオとペドリの新戦力2人も早い段階で試していきたい。

この4人がバルセロナの未来となる可能性もあり、サポーターも彼らにチャンスが与えられることを望んでいるはずだ。

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