守備職人が今季レアルの“最高補強” 左SBの評価はアザールをも凌駕した

レアルで充実の加入1年目を送ったメンディ photo/Getty Images

2019年夏のベスト補強と現地メディア

昨夏レアル・マドリードが獲得した新戦力はどれも粒揃いの実力者が揃っていた。チェルシーからやって来たFWエデン・アザールを筆頭に、DFエデル・ミリトンやFWルカ・ヨビッチといった前評判の高い選手を複数確保。移籍市場終了時点で、満足いく結果となったことは間違いない。

しかし、この3人は移籍初年度のシーズン、なかなか本来の実力を発揮することはできなかった。アザールは怪我で戦線を離脱する時期も多く、ミリトンはラファエル・ヴァランとセルヒオ・ラモスの牙城を崩せず。ヨビッチも27試合の出場でわずか2ゴールに終わり、今ではピッチ外での問題もあって放出候補となってしまっている。期待をかけていた男たちが、ここまで揃って不本意なシーズンを送るとは……。多くの人がそう思ったことだろう。

そんな、期待の新戦力がなかなか結果を残せなかった2019-20シーズンのレアル。だがその一方で、加入当初にあまり注目されていなかった選手が1シーズンでかなり評価を高めることとなった。リヨンから獲得したDFフェルランド・メンディだ。

今季、優れた守備能力を活かしてレアルの左サイドを支えたメンディ。獲得時にはマルセロやセルヒオ・レギロンに次ぐ3番手との評価もあった同選手だが、レギロンのレンタル移籍で2番手の椅子が空くと開幕してからはマルセロとのポジション争いも制してレギュラーポジションを確保してみせた。シーズンが終わってみれば公式戦出場は32試合。今やジネディーヌ・ジダン監督のチームに欠かせない存在になったと言っていいだろう。

そんな今季大車輪の活躍を見せたメンディには、スペイン『MARCA』も称賛を送る。「2019-20シーズン最高の補強選手」と彼を評価した上で、同メディアはこのフランス人DFについて次のように綴っている。

「昨夏ジダンのチームが獲得した選手のうち、このフランス人に並ぶパフォーマンスを披露した選手は誰一人としていなかった。メンディは中長期的にレアルの左SBを守れる存在だ。これからも彼の成長は続いていくだろう。彼はジダンのサッカーに様々な戦術的選択肢を提供することができる選手だ。高い守備能力も成功の鍵となったことは間違いない」

シーズンを終えてみれば、2019年夏に加入した選手の中で最高評価を獲得することになったメンディ。ファンもこの評価に納得する人は多いだろう。レアルにいる左サイドの守備職人には今後も注目だ。

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