アーセナルファンは“2年前”の衝撃忘れない 創造性をもたらせる逸材の未来

アーセナルのエミール・スミス・ロウ photo/Getty Images

プレシーズンでも印象的なプレイ披露

今季もアーセナルでは若手の躍動が目立ったが、最近のアーセナルにおける若手ブームの波が生まれ始めたのは2018年あたりではないか。

この年のプレシーズンには大きなサプライズがあった。現在20歳のMFエミール・スミス・ロウがアトレティコ・マドリードやパリ・サンジェルマン相手に好パフォーマンスを披露したのだ。

プレシーズンとはいえ、ビッグクラブ相手に結果を出したエミール・スミス・ロウは一気にアーセナルサポーターのハートを掴んだ。
あれから2年。今季はFWガブリエウ・マルティネッリ、ブカヨ・サカ、FWリース・ネルソン、MFジョー・ウィロックらの活躍もあり、ややエミール・スミス・ロウの印象は薄かった。

何よりレンタル移籍したライプツィヒで出番を確保できず、話題になる機会が少なかったのだ。

それでも才能は間違いない。今年1月からレンタル移籍したハダースフィールド・タウンでは2得点3アシストを記録するなど、まずまずの結果を残した。

英『Independent』によれば、エミール・スミス・ロウには今もモナコ、クリスタル・パレス、フラムなどが興味を示しているという。

レンタルで経験を積むのも1つの手だが、そろそろトップチームで見たいと考えているサポーターも多いはず。

特に今季のアーセナルはメスト・エジルの出番が増えなかったこともあり、創造性が不足しているとの指摘を受けていた。エミール・スミス・ロウは創造性をプラスできる選手で、チャンスを与えてみるのも面白い。

早くもプレシーズンのパフォーマンスはサポーターから評価されているようだが、クラブはエミール・スミス・ロウは今後どう育てていくのか。順調に育てばトップレベルのMFになるはずで、マルティネッリやサカにも負けぬスペシャルな才能を持つ若手と言えよう。

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