インテルは“2つ”のポイントに気をつけろ 警戒すべきセビージャの強みとは

セビージャ守備陣の中核を担うD・カルロス photo/Getty Images

屈強な守備陣&超絶テクニシャンの脅威

現地時間19日に行われた準決勝でバイエルン・ミュンヘンがリヨンを降し、いよいよチャンピオンズリーグは決勝を戦う2チームが出揃った。そのバイエルンと相対するは悲願のビッグイヤー獲得を目指すパリ・サンジェルマン。強豪同士の対決となっただけに、最終決戦がキックオフする時を待ちわびているファンも多いだろう。

しかし、その前にはもう一つの欧州カップ戦の決勝が控えている。インテルとセビージャが激突するヨーロッパリーグだ。CLほどの注目度はないかもしれないが、こちらも結果もサッカーファンとしては気になるところだろう。今季アントニオ・コンテ監督が就任し新たな時代を迎えつつあるインテルの戴冠に期待している人も多いはずだ。

とはいえ、フレン・ロペテギ監督率いるセビージャも曲者だ。準決勝では今季後半戦にプレミアリーグで怒涛の快進撃を披露したマンチェスター・ユナイテッドを撃破している彼らもまた、決勝の舞台に相応しい実力を備えたチームだ。そんなセビージャの実力を伊『Gazzetta dello Sport』も高く評価しているようで、ファイナルでインテルは彼らのどこを警戒すべきかを考察している。

同メディアが挙げた警戒ポイントは2つ。まずはジエゴ・カルロスとジュール・クンデのセンターバックコンビだ。今季ここまでこなしてきたELの11試合で、セビージャの総失点はわずかに「5」。この記録を中心となって支えたのがD・カルロスとクンデだ。激しい寄せでまるで戦車のように相手からボールを奪い取るD・カルロスと、小柄だが危機察知能力に優れたDFであるクンデ。お互いの弱点を補完し合うこのコンビはまさに鉄壁と言えるだろう。準々決勝では同じイタリア勢のASローマが為す術なく完封されているだけに、セリエAの守備に慣れたインテルはこのディフェンスラインを突破するのにかなり苦労するかもしれない。

中盤を司るバネガ photo/Getty Images

2つ目は中盤で輝く魔術師の存在だ。同メディアはMFエベル・バネガのことを“ピッチ上の監督”と表現し、「バネガを前進させれば、インテルは試合を通して振り回されることになる」と紹介している。彼のマークにつくことが予想されるMFマルセロ・ブロゾビッチが、どこまでこのキックマスターを抑え込むことができるか。D・カルロスとクンデの攻略を焦るばかりに全体のバランスを崩せば、このMFは一瞬でその隙を突いてくるだろう。

前評判とは裏腹に、インテルにとってはかなり厳しい試合となることが予想されるEL決勝。はたして、激闘を制してタイトルを獲得するのはどちらのクラブか。今からキックオフの瞬間が待ちきれない。

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