強豪クラブに鳴り物入りで加入しつつもなかなか才能を活かせぬ26歳DFは、2020-21シーズンに武者修行へと出るべきなのだろうか。マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズに仰天プランが勧められている。
2016年夏にエヴァートンから当時DF史上最高額となる4750万ポンド(約66億5000万円)の移籍金でマンCへやってきたストーンズ。しかし、ここまで彼がその移籍金に見合うパフォーマンスを披露できているかは怪しいところだ。試合に出場こそしているものの、失点に直結するミスを犯した回数は少なくない。今季も人材難の最終ラインを救う存在としてフル回転に期待がかかったが、最終的には怪我の影響もありリーグ戦は16試合の出場にとどまった。
そんなマンCでなかなか殻を破れずにいる26歳には何かしらの変化が必要。そう主張するのは英『talkSPORT』のエイドリアン・ダーラム氏で、彼はストーンズに来季プレミアリーグへの昇格を決めたリーズ・ユナイテッドで再起を図ることを勧めている。
「ストーンズがシティからリーズへ完全移籍することはないだろうが、レンタルなら話は別だと思うね。リーズは今季チームを昇格へと導いたベン・ホワイトをレンタルバックで失うこととなるはずだ。ストーンズをレンタルすることができれば、その穴は見事に埋まるだろう」
「これはストーンズにとっても悪くない話のはずだ。リーズは彼の出身地であるヨークシャーに本拠地を構えているし、監督は(マルセロ ・)ビエルサだ。ストーンズは能力こそ高いけれど、それに見合った戦術理解度などを持ち合わせていない。彼に適した指導ができる監督を探している状況で、ビエルサはそれにうってつけと言えるだろう。彼と共闘すれば、ストーンズは今よりも遥かに優れた選手となることができるはずさ」
知将ビエルサの下でDFとしての何たるかをもう一度叩き込めば、ストーンズは一流のストッパーとして輝くことができるかもしれない。ダーラム氏はそのように考えているようだ。今夏マンCはボーンマスからDFネイサン・アケを獲得する可能性が報じられており、実現すればストーンズの肩身はますます狭くなるはず。彼がこの状況を打破するためにはリーズ行きという選択肢もナシではないか。
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