名手ブランの“弟子” ユーヴェで輝き始める世界トップへ到達できる才能

ユヴェントスのラビオ photo/Getty Images

トップクラスのクオリティ持つMF

そろそろセリエAとユヴェントスのスタイルに馴染んできた頃だろうか。

以前パリ・サンジェルマンの指揮官を務めていたローラン・ブランが期待をかけるのは、今季よりユヴェントスでプレイするMFアドリエン・ラビオだ。

ラビオはパリでプレイしていた選手だが、今季より活躍の場をユヴェントスに移した。
ところが、当初はポジションを掴めず苦戦。若い頃より天才肌の選手と評判だったのだが、思うようなセリエAデビューとはならなかった。

そんなラビオが才能を垣間見せたのが7日のミラン戦だ。試合は2-4で敗れてしまったが、ラビオはユヴェントス移籍後初得点を記録。ゴールを量産する選手ではないが、才能を考えればもう少し得点数を増やしていけるだろう。

伊『TuttoSport』によると、ブランもラビオを自身の「弟子」と称する。教え子がイタリアで活躍できるのか気にしているようで、必ずや大物プレイヤーになると才能に太鼓判を押している。

「ラビオは私の弟子のようなものだ。彼は1995年生まれだが、もう少年ではない。イタリアのフットボール、そしてユヴェントスのような偉大なクラブに適応するには時間が必要だ。彼がベストを出せているか?我々は彼に自信を感じさせるべきだし、パリで始めた時も問題はあった。ロックダウンを挟み、アドリエンは私がパリで指導した時と似てきた。よりパワフルで攻守の切り替えも速い選手だ。トッププレイヤーになるためのクオリティが全て備わっているし、もっとやれるはずさ。もしユヴェントスが彼に賭けたのなら、彼らは我慢すべきだ。彼らの手の中には偉大なる才能がある。私を信じてほしい。彼のような選手は数人しかおらず、そう遠くないうちにトップへたどり着くからね」

ラビオも25歳を迎えており、そろそろ本格的にワールドクラスの仲間入りを果たしたい。来季はよりユヴェントスの中心人物となってほしいところで、中盤でサポーターを沸かせるマジックを次々披露してもらいたい。

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