悪質なファウル、時間稼ぎ、侮辱的な発言……。イエローカードを貰う理由というのは様々だが、滅多にそれが提示されることはない。試合が荒れ気味になれば話は別だが、1試合に1枚貰えばその選手は比較的大人しくなることだろう。
しかし、2枚貰えば退場というルールなど頭から飛んでいってしまったのか。恐ろしいペースでイエローカードを貰い続ける“狂犬”じみた選手もいる。今回、英『GIVE ME SPORT』は2000年以降に最も多くイエローカードの提示を受けた選手のランキングを作成。上位10名を紹介しているが、1位は唯一“250枚”超えを記録しているお馴染みのあの選手となった。
10位 エムレ・ベロゾール(MF/フェネルバフチェ/181枚)
9位 ジャンピエロ・ピンツィ(MF/元ウディネーゼなど/182枚)
8位 ダビド・アルベルダ(MF/元バレンシアなど/183枚)
7位 ラウール・ガルシア(MF/アスレティック・ビルバオ/183枚)
6位 ガビ(MF/アル・サッド/189枚)
5位 ダニエレ・コンティ(MF/元カリアリなど/190枚)
4位 シャビ・アロンソ(MF/元レアル・マドリードなど/197枚)
3位 ダニエル・アウベス(DF/サンパウロ/210枚)
2位 ヘラルド・トラード(MF/元セビージャなど/228枚)
1位 セルヒオ・ラモス(DF/レアル・マドリード/259枚)
トップはやはりこの男。レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだ。試合の所々でダーティなファウルを犯す同選手だけあって、その提示枚数は異次元の域へと到達している。これで現役バリバリというのだから驚きだ。キャリアを終えるまでに300枚の大台も狙えるか。あまり狙ってほしくはない記録ではあるが、ここまで来れば250枚も300枚もあまり関係ないだろう。
200枚超えですら3人しかいない状況であるのに、その中でも突き抜けた存在であるS・ラモス。しかし、その存在が相手にとって非常に厄介であることは間違いない。レアルの守備を安定させている要因となっているのもまた事実なのである。
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