これは若手に見えない!? 17歳なのに“42歳”に見られた男のキャリア

2017年当時のミナラ photo/ミナラのInstagram

年齢が正しいか調査される騒ぎに

カメルーン期待の若手として、2013年にラツィオのユースに加わった選手がいた。当時の年齢は17歳であり、数年後にセリエAで活躍する未来を描いていたことだろう。

その選手の名前は、ジョセフ・ミナラ。ユースに加わった選手に注目が集まるケースは珍しいが、当時ミナラは「本当に17歳なのか?」との話題で大きな関心を集めたのだ。

年齢表記は17歳となっているものの、10代には見えないとの疑惑が浮上。実は42歳なのでは?なんて話まで飛び出し、イタリアサッカー協会が調査に乗り出すことにもなった。42歳説が正しければ25歳も年齢を偽っていたことになるが、結局は17歳と証明されることに。奇妙な形で注目を集めたミナラ騒動はひとまず終わったのだ。
そんなミナラは今どうしているのか。ラツィオでのセリエAデビューを夢見た17歳のセントラルMFは、3試合だけセリエAの舞台を経験している。しかしそこからはバーリ、ラティーナ、サレルニターナへのレンタル移籍が続いた。そして今年には中国の青島黄海にレンタル移籍することが発表されていた。

ラツィオとの契約は2021年までとなっているが、英『GIVE ME SPORT』は延長される見込みはないとの考えを示している。結局ミナラが大きな話題を集めたのは年齢疑惑の時のみで、ラツィオで成功を収めることはないままクラブを去ることになりそうだ。

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