ビジャは“宿敵”の選手になってたかも!? 「実際にあったことだよ」

かつてバルセロナで活躍したビジャ氏 photo/Getty Images

最終的にバルサ移籍も衝撃の過去

日本でも活躍した世界的ストライカーは、もしかすると少し違うキャリアを築いていたかもしれない。昨季限りで18年間にも及ぶ選手キャリアに終止符を打った元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏が過去の移籍話を明らかにした。

2001年にスポルティング・ヒホンでキャリアをスタートさせ、現役18年間でレアル・サラゴサ、バレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、メルボルン・シティ、ニューヨーク・シティ、ヴィッセル神戸といった8クラブを渡り歩いたビジャ氏。その中でもチャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど、特にインパクトを残したバルセロナ時代を覚えているファンは多いだろう。在籍は3シーズンのみだったが、同クラブで通算119試合に出場し48ゴールを挙げた男の記憶が今も色褪せるはことはない。

しかし、そんなビジャ氏はバレンシア所属時代にバルセロナの宿敵であるレアル・マドリードと契約に近づいたことがあったという。同氏はYouTubeチャンネル『DjMaRiiO』のインタビューに応じた際、これについて次のように語った。
「それは実現しなかったね。僕がバレンシアに所属していた時にはレアルやバルサ、そしてプレミアクラブから何度もオファーがあったんだ。実際にあったことだよ。バレンシアとレアルは2年間にわたって交渉していたんだ。『君たちが望む時に僕は出ていく』とバレンシアには言っていた。だけど、そうはならなかったね。移籍には両クラブと選手が合意しなければならないんだ。交渉を行なった2年間で、そういった事態にはならなかったんだ」

もし、ビジャ氏がレアルに移籍していたらどうなっていたのだろうか。今ではバルセロナの人に愛される存在となった同氏だが、逆にカンプ・ノウのファンから嫌われる選手となっていたかもしれない。

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