マンU“スパイダー”の進化を助けるハイレベルな同僚 「動きは予測不可能」

今季からマンUでプレイしているワン・ビサカ photo/Getty Images

トレーニングで切磋琢磨

今季マンチェスター・ユナイテッドで右サイドバックの定位置を獲得し、日を追うごとに成長を見せるDFアーロン・ワン・ビサカ。守備面での貢献度は抜群で、特にそのタックル精度はもはやプレミアリーグでも屈指のレベルに到達していると言っていい。長い足を活かして相手の進撃を阻むことから、チーム内では“スパイダー”との愛称も付けられている。

「1対1のバトルにおいて、彼は世界最高のDFだね」。先日、かつてリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガー氏からもこのように賛辞を送られたワン・ビサカ。クリスタル・パレス時代からその守備力は際立っていたが、マンU移籍以降はその技術にさらに磨きがかかった印象だ。

そんなワン・ビサカがマンUで自身のレベルをもう一段階引き上げた選手がいると明かしている。クラブ公式のインタビューにて、同選手はその存在について次のように語った。
「マーカス(・ラッシュフォード)だね。彼はとても予測不可能な男なんだ。入団当初にトレーニングでマッチアップした時は、本当に僕の予想を上回る動きを披露してきた。確信を持って対応していたのに、彼は僕が想像していたのとは全く違う方法で突破を試みてきたんだ。対応するのが本当に難しい選手だよ。でも、一方でそれを楽しんでもいるんだ。マーカスや他のユナイテッドの選手たちとマッチアップするのは僕にとって良いテストなのさ。自身の成長に繋がるし、本当に良いことづくめだね」

トレーニング中にプレミアでもトップクラスのアタッカーであるラッシュフォードと対戦することで、守備力の向上を図ることができたと語ったワン・ビサカ。普段からイングランド代表FWと本気でやり合うことが確実なレベルアップにつながっているようだ。

マンUで切磋琢磨する若きタレントたち。怪我にだけ注意してほしいところだが、チーム内には良い緊張感が漂っている。

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